
5Gのスマホが増えてきたねぇ。去年はハイエンドの5Gスマホばかりが出ていたけれど、2019年末から2020年にかけていっぱい、ミドルレンジでも出てくるようになりました。2月からはハイエンドスマホがじゃんじゃんでるでしょう。なので、その前に、今回はこのミドルレンジ帯の5Gスマホを比較してコスパ対決をしていきます。
Apple
iPhone 12はどうせ高い
Appleさんは未だに5Gスマホを出していませんし、春に出るiPhone 9(SE2?)にもおそらく搭載されないでしょう。
iPhone 12から搭載になると言われているので2020年秋です。遅い。おそすぎる。みんなもうappleは見限ってしまいましょう。
どうせ、12万円くらいするのでとてもミドルレンジとは言えないので、論外です。もっと消費者目線になってほしいものです。猛省を促す。

ごめんなさい。でも、買ってくれる情弱金持ちがいるので、この方針は続けさせてもらうよ。
Samsung
5GといえばSamsungです。Samsungの5Gスマホの目玉といえば、Galaxy S10やGalaxy Note 10、Galaxy Foldがありますが、どれもフラッグシップスマホです。今回の比較対象ではありません。
そこで、でてくるのがSamsung の高コスパシリーズGalaxy Aシリーズです。
Galaxy A90 5G
このGalaxy Aシリーズの中でも持ったも性能の高いモデルであるGalaxy A 90に5Gモデルがあるのです。

発売日:2019年9月
CPU:Qualcomm Snapdragon 855
価格:Aliexpress 約5.5万円
カメラ:48Mpxメイン+8Mpx超広角カメラ+5Mpxマクロレンズ
ディスプレイ:有機El 6.7インチ
こちらのスマホ、なんとSnapdragon 855でありながら、5万円台でかつ、5Gで素晴らしい、最高だ!といいたいところですが、残念ながらカメラは微妙です。超広角カメラは8Mpxですから微妙です。ただ、中華スマホではないためGoogleサービスが必ず標準搭載されているのは良い点です。
ここから、販売サイトに飛べます。
発売時期が2019年秋なので、このスマホは855による5Gモデルです。なのでミドルレンジの765Gモデルがいずれ出るでしょう。(もしくは自社製CPUのExynos 980モデル) Samsungのミドルレンジ5Gスマホがほしいならそれを待つというのも一手でしょう。
Huawei
HuaweiもSamsungとともに5Gの最先端にいます。もちろん有名なのはMate 20X 5GやMate 30 5G、MateXがありますが、今回はミドルレンジ対決なので見ていきません。ミドルレンジ5Gとしては、Huaweiのコスパシリーズであるnovaシリーズからと、コスパブランドHONORからミドルレンジ5Gスマホがでています。
Huawei nova 6 5G
Huawei nova 6シリーズについてはすでに別記事で詳細に述べましたが、ここでも概略を見ていきます。

発売日:2019年12月
CPU: HiSilicon KIRIN 990
価格:Aliexpress 約6万円
カメラ:40Mpxメイン+8Mpx望遠カメラ+8Mpx超広角レンズ(インカメ二眼;超広角)
ディスプレイ:液晶 6.57インチ
このスマホもCPUに関してはGalaxy A90と同じでハイエンドモデルですが、液晶にしたりしてコストカットしているモデルです。ただ、望遠レンズをつけたりインカメに超広角レンズがついていたりしているのは最高です!!これで6万円なのはいいですね。
販売ページはこちらです。
ただ、ご存知の通りHuaweiなのでGoogle Playは使えません。
Honor V30

発売日:2019年11月
CPU: HiSilicon KIRIN 990
価格:Aliexpress 約5.5万円
カメラ:40Mpxメイン+8Mpx望遠カメラ+12Mpx超広角レンズ(インカメ二眼;超広角)
ディスプレイ:液晶 6.57インチ
だいたいnova6と同じで価格が安いのでHONOR V30は最高なスマホです。ただカメラ部分のデザインは正直微妙だとは思います。
販売ページはこちらです。
この販売ページにはGoogle Play搭載と書いてあります。どうにかして入れたんですかね?謎です。
Xiaomi
コスパ最強のXiaomiも多数の5Gスマホを出してきました。Mi 9 ProはSnapdragon 855+搭載モデルで7万円台のフラッグシップなのでそれ以外の5Gスマホを見ていきます。変態的なMIXシリーズと高コスパシリーズのRedmeシリーズの5Gスマホを見ていきます。
Xiaomi Mi Mix 3 5G

発売日:2019年2月
CPU: Snapdragon 855
価格:Aliexpress 約3.2万円
カメラ:12Mpxメイン+13Mpxポートレート
ディスプレイ:スライド式全画面有機EL 6.39インチ
Mi MIX3 5Gは安くていいスマホなのですが、発売時期が去年だけあって、多眼スマホになりきれておらず、カメラ面では心配の残るスマホです。今どき、ポートレート付きの二眼というのはナンセンスでしょう。しかし、スライド式による全画面を実現していたり野心的な点は評価されるべきスマホです。カメラをあまり使わない方なら安くていい5Gスマホを手に入れられるいい機会です。
あと、Globalモデルなので、Google Playの心配はいりません。ここはいい点です。
販売ページはこちらです。
Xiaomi Redmi K30 5G

2019年コスパ界隈を賑わしたXiaomi mi 9T (中国版はRedmi K20)の後継機である機種がこのRedmi K30ですが、今回は5Gで最安を狙ってきました。詳しくは別記事で述べましたがここでも概要を見ていきます。どうやら今回は2018年コスパ界隈を騒がしたPocophone F1の後継機であるPocophone F2としてGlobal版では出るようです。楽しみですね。ここでは中国版として既に発売されている、Redmi K30 5Gのほうを見ていきます。
発売日:2019年12月
CPU: Snapdragon 765G
価格:Aliexpress 約4万円 正規約3万円
カメラ:64Mpxメイン+8Mpx超広角+2Mpxポートレート+2Mpxマクロ(インカメ二眼;ポートレート)
ディスプレイ:液晶 6.67インチ 120Hz
このスマホはまだ出たばかりなのですがもう既に4万円という超高コスパスマホです。Xiaomiはどうやらこのスマホで5Gの覇権を取ろうとしているようです。ただ、カメラについては正直、数を水増ししているようにしか見えないので、ここはなんとかしてほしいものです。正直、4眼アウトカメラがメイン以外微妙というのは安いのでまだ許せますが、インカメがせっかく二眼にしたのに片方が超広角じゃなくて、ポートレートというのは酷いと思います。これなら一眼にして使用面積を増やしてほしいです。
ただ、120Hzハイリフレッシュレートなど、このスマホがコスパ最強であることは間違いないはありません。
販売ページはこちらです。
前にも述べましたがGlonbal版であるPocophone F2を待ったほうが良いでしょう。
OPPO
OPPOからはOPPO Reno 5Gなどのフラッグシップ級のスマホもでていますが、2019年12月にReno 3シリーズ、関連企業であるコスパブランドのrealmeから2020年1月にX50がでて、これらがOPPOのミドルレンジ5Gスマホの中核を担うのでしょう。
OPPO Reno 3 Pro

OPPO Reno3 シリーズについては既に別記事で詳細に述べましたがここで、概略も見ていきます。
発売日:2019年12月
CPU: Snapdragon 765G
価格:正規 約6.3万円
カメラ:48Mpxメイン+13Mpx望遠+8Mpx超広角+2Mpxポートレート
ディスプレイ:有機EL 6.5インチ
このようにOPPO Reno3 Proはカメラに関しては望遠レンズもあって完璧なんですが残念ながら値段が高いです。まだ、Aliexpressでは見かけていないのですが、正規価格で6万円超えるので、これは高すぎですね。どちらにしろ、グローバル版もしくは日本版がでるでしょうから、それまで待ったほうが良さそうです。
OPPO Reno 3
発売日:2019年12月
CPU: MediaTek Dimensity 1000L
価格:正規 約5.3万円
カメラ:64Mpxメイン+8Mpx超広角+2Mpxポートレート✕2
ディスプレイ:有機EL 6.44インチ
OPPO Reno 3 Proの廉価版モデルです。OPPOの廉価版モデルのいつもどおりの戦略でポートレートレンズを無意味に2個もつけて目の数を増やしています。こういう商売をするのであまりOPPOを好きになれません。特におすすめはしないです。はい。
OPPO Reno 3 元気版
発売日:2020年2月
CPU:Qualcom Snapdragon 765G
価格:正規 約4.7万円
カメラ:48Mpxメイン+8Mpx超広角+2Mpxポートレート✕2
ディスプレイ:有機EL 6.4インチ
新たに発売された、OPPO Reno 3の廉価版です。CPUがMediatekからSnapdragonに変わって値下がりするのは不思議ですが、性能はMediatek Dimensity 1000L のほうが高いようなので妥当でしょう。メインカメラの画素数が下がっていますが、64Mpxと48Mpxでそんなに変わるとは思えないので妥当でしょう。結構お買い得には見えますが、残念ながら、Realmeはもっと上を行くのです。
Realme X50 5G

発売日:2020年1月
CPU: Qualcomm Snapdragon 765G
価格:Aliexpress 約6万円 正規約4万円
カメラ:64Mpxメイン+8Mpx超広角+12Mpx望遠+2Mpxマクロ(インカメ二眼;超広角)
ディスプレイ:液晶 6.57インチ
このスマホはなかなかいいスマホです。AliExpressではちと高いですが、正規価格では4万円となかなかコスパの高いスマホとなっています。性能はほぼOPPO Reno 3 Proに匹敵するのでrealme X50のほうがOPPO Reno 3 Proよりもコスパが高いのです。アウトカメラも望遠レンズ付きの最強4眼構成で、インカメ超広角付きの二眼で文句なし!!そして、Xiaomi Redmi K30に対抗するかのごとく120Hzハイリフレッシュレートを搭載している。
カメラに関してはXiaomi Redmi K30を凌駕していますが値段は少し高くなっているので悩みどころですが、実はRemi K30に関してはこの記事でも述べましたが6GB+64GBモデルというストレージ周りを弱体化したモデルが安いだけであって、このrealme X50の最低価格モデルである8GB+128GBに合わせると正規価格ではどちらも約4万円と変わらないので、このモデルで言えばカメラ性能が上のrealme X50のほうが間違いなくコスパが高いということになります。
販売ページはこちらです。
ただ、現状まだグローバル版やインド版が来ていないので少なくともインド版が来てから購入したほうがいいと思います。(realmeはインドで絶大な人気を誇っているので、グローバル版より先にインド版が出るのです。)
vivo
vivoには様々なモデルがありますが855+をのせた5GスマホNEX3のようなフラッグシップ5Gスマホ以外のミドルレンジ5Gスマホを見ていきます。Huawei,Xiaomi,OPPO,vivoで中華スマホ
vivo X30 Pro

発売日:2019年12月
CPU: Samsung Exynos 980
価格:Aliexpress 約6.5万円
カメラ:64Mpxメイン+8Mpx超広角+13Mpx望遠+32Mpxポートレート
ディスプレイ:有機EL 6.44インチ
正直、vivo x30 proはつまらないスマホという印象です。どっかでみたなぁというか。光学5倍レンズが欲しいのであれば良いのでしょうが、5Gミドルレンジスマホとしては高すぎですね。残念。詳しくは別記事で述べましたので見てみて下さい。
vivo X30
発売日:2019年12月
CPU: Samsung Exynos 980
価格:Aliexpress 約5.5万円
カメラ:64Mpxメイン+8Mpx超広角+32Mpxポートレート
ディスプレイ:有機EL 6.44インチ
X30はX30 Proの廉価版です。望遠レンズもなくなって更に没個性とんったスマホです。以上。
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Pixel 4a XL (?)
Googleも5Gスマホを未だに出していません。当初はPixel 5から搭載とされてきましたが、最近、廉価版であるPixel 4aから5Gが搭載されると目されています。
Pixel 4aは正直言って、パンチホールカメラに変わったりといったデザイン面位しか変化がないのですが、5G搭載となれば話は別でしょう。ただ、大型モデルであるPixel4 XLのみ搭載との噂もあります。続報を期待です。
まとめ
中華スマホ四天王、Huawei、Xiaomi、OPPO、vivo、それとSamsung、apple、Googleを見てきました。これらの会社を見ればメインストリームの5Gスマホは網羅したことになるでしょう。
この中で最もコスパの高いスマホはどれでしょうか。単純に安い5Gスマホがほしいというのであれば、Xiaomi mi mix 3 5Gです。しかし、カメラ性能も含めてコスパを考えると、Realme X50 5Gが優勝です!
Realmeの明らかにXiaomiを意識したスマホは最高ですね。ちなみに当のXiaomiのミドルレンジ5GスマホXiaomi Redmi K30 5Gは残念ながら次点です!!おしかった。
ただ、優勝だ、次点だといってこれらのスマホを買うのはまだ早計でしょう。現状、5Gのスマホのバンドが各社どうなるのかは完全に判明してはいないですから、それがわかってから買っても遅くはないと思います。第一、グローバル版もでていませんしね。しかし、世界のミドルレンジ5G市場の動向を早めに見ておくのは有意義なことです。この記事はそんな記事でした。