種類が多すぎてわけがわからないよ

SHARPのAQUOSのスマホが日本で流行ってるって聞いたから、ホームページ見てみたら、こんなにたくさんのスマホがでてきたんだ。
即座にブラウザバックしたよ。


そうだね。キャリアごとに分けてるのも鬱陶しいが、そもそもの名前が分かりにくいね。
SHARPさん、iPhoneやPixelのように分かりやすい名前にしてくださいな。
それは、さておき、「無印,lite,Plus,Plusサウンド,S7,Basic」の6種類のAQUOS sense 3の名前のなぞ解きを始めるよ。
簡単に言うと、3グループに分けられる。



「AQUOS sense3」、「AQUOS sense3 plus」、「AQUOS sense 3 lite」だ。これを基本軸にしなぞ解きをしよう。
まずはAQUOS sense 3について
AQUOS sense3 | ||
---|---|---|
価格 | 現地 | 16,280円(OCN;セール) |
円 | 25,410円(OCN) | |
基本 | CPU | ミドル;snapdragon 630 |
メモリ | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
重さ | 167g | |
カメラ | 眼数 | 二眼 |
レンズ構成 | メイン,超広角 | |
画素数 | 1200万,1200万画素 | |
インカメラ構成 | 旧型ベゼル,800万画素 | |
電池 | 容量 | 4000mAh |
充電速度 | 170分 | |
その他 | ディスプレイ | 5.5,FHD+液晶 |
認証 | 前面旧型指紋認証 | |
スピーカー | モノラル | |
日本三種 | 防水 | ある:IPX5/IPX8 |
防塵 | ある:IP6X | |
おサイフケータイ | ある | |
ほかの特徴 | デザインが古い |
価格は2019年のものです。
この端末は日本スマホ三種の神器である、防水・防塵・おサイフケータイに対応し、セール時に二万円弱で買える端末だ。
IGZOディスプレイ搭載で、以下のように一週間も電池が持つらしい。

いやいや、それは誇大広告だろ。どういう、軟弱な使い方をしたらこうなるんだ?
注釈も酷い。どういう条件で1週間もつかも書いてないからだ、検証も不可だ。勘弁してくれ。
【追記】

他のページを見たら条件が書いてありました、1日1時間を想定しているようです。ちょっと酷い条件だと思います、こんな条件だと普通は思いませんよ。誇大広告だと言われても仕方がないでしょう。
こんなことやってるのSHARPだけだよ。
処理能力はミドルレンジのsnapdraghon 630搭載型なので、「そこそこ」である。激しいゲームをやらなければ問題ない。ストレージも64GBあるので、「そこそこ」の使い方なら安心だ。カメラも「超広角」がついているのでうれしい。超広角は格安スマホにありがちな800万画素の貧弱なものではなく、1200万画素のものを搭載しているのは嬉しいところです。しかし、メインカメラにはOIS(光学式手ブレ補正)がなく、SHARPの評判の悪いカメラソフトのせいでそこまで良い写真は撮ることはできないでしょう。「そこそこ」写真を撮るには良いことでしょう。
つまり、「そこそこ」のスマホである。

最大の不満点はデザインである。ださい。
周回遅れのデザインだ。このボタン型で、巨大ペゼルはせっかくの5.5インチの小型ディスプレイを台無しにしている。やれやれ。(これはiPhone SE2にも言えることです)
しかし、防水・防塵・おサイフケータイは魅力的でこの価格帯の他社製スマホにはなかなか見られません。これらが欲しいのであれば、他の「そこそこ」な性能を我慢して使うことができます。ただ、もう少しお金を出せば、Pixel 4a(299ドルの噂)が買えますので、こちらのほうが、防水・防塵はないですが、おサイフケータイはありなにより最強Googleカメラがあるのでお得でしょう。SoCも730搭載の噂なので処理性能も上でしょう。
AQUOS sense 3 plus , plus サウンド
AQUOS sense3 | AQUOS sense3 plus | AQUOS sense 3 plus サウンド | ||
---|---|---|---|---|
価格 | 現地 | 16,280円(OCN;セール) | 39,380円(OCN;セール) | |
円 | 25,410円(OCN) | 48,800円(楽天定価) | 46,080円(au) | |
基本 | CPU | ミドル;snapdragon 630 | ミドル;snapdragon636 | ミドル;snapdragon636 |
メモリ | 4GB | 6GB | 6GB | |
ストレージ | 64GB | 128GB | 64GB | |
重さ | 167g | 175g | 175g | |
カメラ | 眼数 | 二眼 | 二眼 | 二眼 |
レンズ構成 | メイン,超広角 | メイン,超広角 | メイン,超広角 | |
画素数 | 1200万,1200万画素 | 1220万,1310万画素 | 1220万,1310万画素 | |
インカメラ構成 | 旧型ベゼル,800万画素 | 旧型ベゼル,800万画素 | 旧型ベゼル,800万画素 | |
電池 | 容量 | 4000mAh | 4000mAh | 4000mAh |
充電速度 | 170分 | 190分 | 190分 | |
その他 | ディスプレイ | 5.5,FHD+液晶 | 6.0,FHD+液晶 | 6.0,FHD+液晶 |
認証 | 前面旧型指紋認証 | 前面旧型指紋認証 | 前面旧型指紋認証 | |
スピーカー | モノラル | ステレオ | ステレオ | |
日本三種 | 防水 | ある:IPX5/IPX8 | ある:IPX5/IPX8 | ある:IPX5/IPX8 |
防塵 | ある:IP6X | ある:IP6X | ある:IP6X | |
おサイフケータイ | ある | ある | ある | |
ほかの特徴 | デザインが古い | デザインが古い | デザインが古い |
AQUOS sense 3 Plusは名前だけ聞くと。ハイハイ、大型版ね。と思いますけれども。
まったくもって違います。
たったの6インチのディスプレイ。これ、なんなん?

まぁ。公式は大画面っていってますが…。みんな大好きiphoneの場合、5.6インチが無印で、大型版のMAXは6.5インチです。こういうのが、大画面っていうんですよ、SHARPさん。だって、6インチじゃ最近のスマホの標準サイズ6.3インチより小さいんですよ。大画面が欲しい人は、これは買わないでください。
(あ、ごめんなさい。無意味にベゼルがあるから6.3インチにすると持ちにくいんですよね。察しました。画面占有率の低いスマホの宿命ですかね。)
さ、気を取り直して、無印版との違いを見ていこう。
はい。わかりにくい。
sense3とsense3 MAXとかにして、iPhoneのように画面サイズだけ変えて、基本性能は統一したほうが絶対に分かりやすいと僕は思いますよ。SHARPさん。
ステレオ音源になったのは素直にうれしいですけど、ほかは微妙な違いで、これで、+2万円ですよ。はぁ、こんな差別化できてないスマホ、買う人いませんよ。だって高いもん。
AQUOS Sense 3はまだしも、これは買ってはいけません。買うなら、これより、一万円安い、OPPO Reno Aのほうが断然いいです。(かっこいいしね。)
なお。ステレオ音源を利用した、Dolby Atmosに対応しています。こちらは嬉しいところです。
PLUSサウンドってなんだ。
ちなみに、PLUSサウンドはau専売モデルで、ストレージが128GBではなく、64GBのモデルです。ちなみにサウンドは変わりません。
単にPlusじゃわかりにくいと思ったau側が名前を変えたのでしょう。妥当です。サウンド以外大差ないですからね。ダサいけどこっちで統一したほうが、ユーザーはわかりやすいです。
あと、ストレージ容量の違いだけで名前を変えないでくれ。
【追記】

コメント欄でご指摘があり気づきましたが、こちらのモデルはPioneerのワイヤレスイヤホン「C7wireless special edition」が付属します。amazonで調べたところ5000円のイヤホンでした。5000円ですのであったら嬉しいですが、別になくてもいいかなという感じの付属品です。ハイレゾ音源には非対応となっています。
個人的には、連結型は不便で嫌いなので、Pixel Budsなど、ほかの完全ワイヤレスイヤホンを別途購入したほうが幸せな気がします。
AQUOS sense 3 lite,Basic,android one s7
AQUOS sense3 | AQUOS sense3 lite | AQUOS sense 3 basic | android one s7 | ||
---|---|---|---|---|---|
価格 | 現地 | 16,280円(OCN;セール) | 24800円(新規,楽天) | ||
円 | 25,410円(OCN) | 32,00円(楽天定価) | 法人用端末 | 25,199円(Yモバイル) | |
基本 | CPU | ミドル;snapdragon 630 | ミドル;snapdragon 630 | ミドル;snapdragon 630 | ミドル;snapdragon 630 |
メモリ | 4GB | 4GB | 3GB | 3GB | |
ストレージ | 64GB | 64GB | 32GB | 32GB | |
重さ | 167g | 166g | 166g | 167g | |
カメラ | 眼数 | 二眼 | 一眼 | 一眼 | 一眼 |
レンズ構成 | メイン,超広角 | メイン | メイン | メイン | |
画素数 | 1200万,1200万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 | 1200万画素 | |
インカメラ構成 | 旧型ベゼル,800万画素 | 旧型ベゼル,800万画素 | 旧型ベゼル,800万画素 | 旧型ベゼル,800万画素 | |
電池 | 容量 | 4000mAh | 4000mAh | 4000mAh | 4000mAh |
充電速度 | 170分 | 170分 | 170分 | 170分 | |
その他 | ディスプレイ | 5.5,FHD+液晶 | 5.5,FHD+液晶 | 5.5,FHD+液晶 | 5.5,FHD+液晶 |
認証 | 前面旧型指紋認証 | 前面旧型指紋認証 | 前面旧型指紋認証 | 前面旧型指紋認証 | |
スピーカー | モノラル | モノラル | モノラル | モノラル | |
日本三種 | 防水 | ある:IPX5/IPX8 | ある:IPX5/IPX8 | ある:IPX5/IPX8 | ある:IPX5/IPX8 |
防塵 | ある:IP6X | ある:IP6X | ある:IP6X | ある:IP6X | |
おサイフケータイ | ある | ある | ない | ある | |
ほかの特徴 | デザインが古い | デザインが古い | デザインが古い | デザインが古い,android 10,邪魔なアプリがない |
AQUOS sense3 無印とliteの違い
liteといえば、HuaweiのP30 liteとかの使い方があります。しかし、このsense3 liteはP30とP30 liteほどの違いはないです。しかし、致命的にひどい端末です。
つまり、カメラの眼が減って、さらに悪いことに値段まで上がっています。このスマホは最低・最悪のスマホです。絶対、絶対に買わないでください。
ほかの2タイプも見ていきます。
AQUOS sense3 liteとbasicの違い
法人用端末なので、普通には買えません。なので、値段はわからないですが2万以下なら妥当な性能でしょう。
あと、ここでも、誇張広告を見つけましたのでご報告です。

嘘は書いてありませんが、CPUはいいですよ。ゲームはしないので、仕事用なら十分でしょう。しかし、メモリと容量がきつい。特に容量が32GBなので、写真やPDFファイル等をスマホにいれるといったことをするのは不可能なので、これを仕事用に使うのであれば、MicroSDカードは必須です。いちいち、MicroSDカードの容量と内部ストレージを考えて使わないといけないので、快適とは程遠いものとなっております。それでもよければ、導入を検討してはいかがですか。
android one s7
Android oneは、Googleの最新のOSが二年間供給されるOSです。これはいいのですが、そもそも性能が低いし、実際、UI以外はsense 3 liteなので、こんな名前、わかりにくいだけです。辞めてください。Pure Androidが欲しい方にはおすすめですが、これもOCNの無印版のほうが性能が高く、安いので絶対に買ってはいけません。
まとめ
AQUOS sense 3なら買ってもいいが、plus、liteなどの派生機はどれも微妙なので、買わないほうがいいです。素直にSense 3を買うべきでしょう。