
Android信者のみなさんもiPadの凄さには納得しますよね。Androidにはいいタブレットないですもんね。

確かに長らくはそう言われてきたよ。でもそんな時代は終わる。
もちろん、Huaweiが終わらせる。
Huawei Mate Pad Proに頭をたれよ。
遂にこのときがやって来たのだ

今まで、長きの間、我々はタブレットだけをAppleに依存してきた。かくいう筆者も生粋のAndroid信者でありながらiPad Air (2019)を所持している。素晴らしいデバイスだ。認めざる負えない。
しかし、Huaweiはそんな状況を一変してくれるようだ。
全てはAppleの覇権を潰すために。
コピーと言われればそうだろう。しかし、コピーでも本家を超えれば誰も文句は言えまい。
本来はiPad Proと詳細にスペックを比較しながら記事を書くべきだが、iPad Proは2018年のモデルが最新なので比較するのは可哀想なのでしません。(筆者は慈悲深いのです。)2020年3月の発表会で新型iPad Proが発表されるそうなので、その時に比較していきたいと思います。
[追記]
新型iPad Proが発表されましたが、カメラと録音機能の強化以外ほとんど前作と変わりませんでした。期待していたので残念です。結果、2020年もHuawei Mate Pad Proのほうがスペックは上になります。(SoC以外)
Huawei Mate Pad Proは機能は明らかにiPad Proを真似て作っているので、機能について比較してみていきます。
ちなみに既に中国では発売されているのでグローバル発表ですね。今回は。
Huawei MatePad Pro 5Gの機能・スペック
iPad Proとの共通点
① Huawei M-Penccil

今やタブレットと言えばPencilです。Apple Pencilは衝撃でした。筆者はApple Pencilにより紙の世界から開放され、電子世界にメモを取るようになりました。
このサイトのイラストもApple Pencilで作られました。そんなペンシルをHuaweiも導入しました。Huawei P Pencilです。4096段階の筆圧認識をし、磁石でタブレットにくっつき、ワイヤレス充電されます。(30秒で10分使用可能)
これは完全にパクリです。あと、Apple Pencil 2のほうがかっこいいです。せめてカラバリがあればよかったのですが。(筆者のiPad AirはApple Pencilのみの対応なので、Lightning端子に直差しで充電するというダサい仕様です。本当にケチくさい。)
問題は値段です。Apple Pencil 2は15,950円という驚異の周辺機器ビジネス価格でしたが、Huawei M-Pencil は99ユーロ、日本円で約1.2万円です。もうちょっと安くしてほしいですが、Apple Pencil 2よりは安いので順当でしょう。
② キーボードを合体可能

iPad Proは磁石で合体するキーボード「Smart Keyboard Folio」がありましたが、Huaweiも完全にパクってキーボードを出しました。それが「Smart Magnetic Keyboard」です。名前までそっくり。
機能もそっくりで磁石でくっつきます。角度も二段階に調節可能でそっくりです。
ただ、キーボードへの充電の仕方が違うみたいで、iPad Proは接点で給電ですが、接点がMate Pad Proはなさそうなので、Huaweiはリバードワイヤレス充電で電源供給されるみたいです。まぁ、どっちもくっつければ使えるという点でほとんど同じですね。打刻感もいいらしいですが、これは各社主張するので使ってみないとわからないですね。
注意点としては、リバースワイヤレスでの給電のため、対応していない、Mate Pad無印版では使えません。Mate Pad Pro専用なのでご注意ください。
さて、問題は価格です。Appleは驚異の21,780円です。さすがの周辺機器ビジネス!!尊敬です。Huaweiは定価は16,200円で、それでもAppleの価格より安いですが、Amazonにおいて既に割引されており、なんと、驚異の12,820円で販売されています。これは手頃で嬉しいですね。
③4つのスピーカー

Huawei Mate Pad Pro 5GもiPad Proも4つのスピーカーで迫力あるステレオ音源を楽しめます。(しかし、筆者のiPad Airは片方にしかスピーカーがないので、すごく低音質です。最悪。)
羨ましいです。
主な共通点は以上です。ここからは違いをみていきましょう。
iPad ProとMate Pad Proの違い
① 5G対応
Mate Pad ProはSoCにKirin 990を使っているので、5G対応は可能です。素晴らしい!!
もちろんタブレットに5Gはいらないよという人のためにLTE版、WiFi版も存在します。
iPad Proは2018年発売なので当然5G非対応ですが、次のiPadは5G対応でしょうから、違いは出ないですよね。え、5G対応じゃないなんてことはないですよね。信じてますよAppleさん。
② ワイヤレス充電
MatePad Proはワイヤレス充電に対応しています。15w急速ワイヤレス充電です。
おまけに7.5wリバースワイヤレス充電も対応しています。これによりスマホやウェアラブルも充電できます。(スマートキーボードもこれで充電しているのでしょう。)
ついでにいっておくと、有線充電は40w超高速充電で7250mAhの巨大バッテリーを充電していきます。
もちろん、Huaweiの圧勝です。でも、ワイヤレス充電とリバースワイヤレス充電、もちろん次のiPad Proで対応ですよね。ですよね、Appleさん。
③ パンチホールインカメ

パンチホールカメラかつ、狭額縁ディスプレイで、なんと占有面積が90%です。iPad Proは84.6%なので、Huaweiの勝ちです。パンチホールはかっこいいので好きです。
④ カラーバリエーション

Huawei MatePad Proはカラーバリエーションが豊富でなんと四種類もあります。おまけに、オレンジとグリーンはファブリック素材です。グレーとホワイトはガラス素材です。こういうデザイン性は素敵ですね。iPad Proは2色です。
⑤価格
これは安い!!最高や。筆者ならWiFi版び128GBのを買います。 NMカードというHuaweiの独自規格の外付け容量で増量できるので、たりなくなったら256GBまでは増量可能なので最低容量でも可能でしょう。
ま、お察しの通り、iPad Proは64GBモデルで10万円なのでお察しです。おまけに容量も増やせません。
スペックまとめ
ここまでで共通点や価格をみてきたので、スペックをまとめてみていきます。
まとめ:優れた端末だがiPadには勝てない
端末そのもののスペックは圧倒的のMate Pad Proのほうが上でしょう。完全勝利です。しかし、iPadには勝てないのです。
問題は、アプリです。Google Playストアは頑張れば入れることはできるでしょう。しかし、Adobe系のアプリがAndroidタブレットに対応してくる気配はまだありません。
現在、最強無料お絵かきAdobe Fresco、画像編集アプリPhotoshopがiPadには出ており、2020年にはイラスト制作アプリIllustratorが対応する予定です。これらはクリエイターには必須のアプリ郡ですから、これらがHuaweiで出ない限り、正直厳しい。
そして、HuaweiはHMSを開発しており独自のアプリ網を築こうとしていますが、残念ながら、Adobeは米国の会社なのでトランプ政権の制裁化でAdobeがアプリを供給することはないでしょう。
結局の所、ペンタブとして使いたいのであればソフトが大事なのでHuawei Mate Pad Proは使えないのです。しかしです。希望はまだあります。HMSのもとにAdobe並のソフトができる可能性です。これさえでれば完全にiPadにHuaweiは勝利できます。
筆者はそのときを待っているのです。
【追記】Amazon Japanで6.2万円で販売開始

なんと、Amazon JapanでHuaweiが公式に販売開始しました、しかも、M-Pencilとセットで、9900円引きのクーポン利用(チェックボタンを押すだけ)62,010円の破格です。これはものすごいお買い得です。興味を持ってる方にはぴったりですね。価格が低いモデルはMate Padという違うタブレットなのでご注意ください。こちらはQi充電やSoC性能が省かれているモデルとなっています。
なお、楽天でもMate Pad Proが購入できます。こちらはなんと、M-Pencilだけでなく、純正カバー(キーボードではない、先着)、27wワイヤレス充電器(本体は15w充電対応、P40 Proなどのスマホには27w充電をフル活用できる)がついて、65,864円の破格となっています。しかも、654ポイントもつきます、ワイヤレス充電をフル活用したい方にはかなりお買い得なセットとなっています。
5Gモデルは日本には来てないので、5GモデルやLTEモデルが欲しい場合はアリエクスプレスを利用するのもいいかもしれません。ただし、発送が現在かなり遅いのでご注意ください。

発売から時期も経ち、AliExpressでの取り扱いも増え、価格も500ドル台に落ちてきました、本来であれば、Huawei Official Storeで買いたいところですが、生憎、626.02ドルからと少しお高いです。

しかし、他のストアでは、500ドル台で販売しているストアも多くあるので、こちらでの購入をおすすめします。また、多くのストアがGoogle Play搭載を唄っているので、少し安心です(安定動作するのかは不明ですが)。ちなみに、個人的には(SONYデビットカードですが)ドル表記で買うほうが日本円表記で買うより安かったのでお試しください。iPad Proの半額近くで買えるのは本当にお買い得です!