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[スペック・対応バンド] iQOO 3 は中国版ならSnapdragon 865、5G、対応バンドも完璧で6万円切りという最強コスパ!!インド版は4G・NFC非対応で微妙。

iQOO3はSnapdragon865・5Gで6万円をきる。vivo
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りんご
りんご

iQOOからスマホが出るって聞いたけど、そもそもiQOOって何よ?

android君
android君

iQOOはvivoのサブブランドだったけど、最近独立したんだ。

XiaomiにおけるPocoや、OPPOにおけるrealmeと同じだ。

iQOOは現在、コスパフラッグシップスマホを出すブランドだよ。

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vivoはiQOO 3 でインド市場を狙っていく

世界第二位のスマホ市場「インド」を狙うスマホ各社、そして中国スマホ四天王の一角であるvivoは、かねてからコスパ最強フラッグシップモデルを出し異彩をはなってきた、iQOOブランドを独立させ、インドで攻勢をかけている。

すでにvivoはインドにおいてシェア三位の地位を獲得しているため、コスパブランドの強化をはかり、インドにおけるXiaomiの覇権を潰そうとしているのだ。

そして、今回発表されたスマホが「iQOO 3」だ。iQOO 3は最新のフラッグシップSoCである、Snapdragon 865を搭載しつつも値段を落としたスマホだ。

買いたいな、とお思いかもしれないが、注意点がある。同じiQOO 3でも中国版とインド版では価格・スペックともに違うのだ。この記事では中国版・インド版の違いにきをつけつつ、見ていきます。

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iQOO 3のスペック・機能

iQOO 3 の際立った機能

まずはこのスマホの際立った機能を見ていきます。

① 世界最速でストレージ規格UFS3.1を搭載

Xiaomi mi 10へのUFS3.0搭載をどや顔で発表したXiaomiですが、残念ながらvivoはその先を行き、UFS3.1を世界最速で搭載します。UFS3.1は3.0からのマイナーアップグレードなのでデータ転送速度はそこまで変わりませんが、消費電力が少なくなり電池持ちがよくなるようです。

最新技術をすぐに取り入れるvivoの姿勢には感服します。UFS3.1についてさらに詳しく知りたい方は英語ですが、以下の参考資料を読むと分かりやすいです。

参考資料:「Faster, Cheaper, Power Efficient UFS Storage: UFS 3.1 Spec Published」

もちろん、最新のメモリ規格LPDDR5にも対応しています。

② ゲーム体験を加速する豊富な補助ボタン

豊富な補助ボタン

これはこのスマホというより、iQOOスマホ全体の特徴ですが、スマホ本体の上下に配置された感圧式ボタンが使用できるので、より柔軟なゲーム体験ができます。おまけに(vivoスマホの特徴ですが)、左側面にはAIボタンがあり、AI音声アシスタントを起動できます。もしかしたらGoogleアシスタントにも設定で帰れるかもしれませんね。

なお、感圧式ボタンとの同時押しでゲーミングモードへと移行も可能です。これは素直にうれしいですね。なお、4D振動に対応とのことです。

③ 付属のusb cケーブルがカプセルデータケーブル

横からさせるカプセルデータケーブル

この感圧式ボタンをゲーム時に最大限活用するために、通常のケーブルとはことなり、横にケーブルが伸びていく仕様になっています。ゲームを充電が途切れないように使うための配慮ですね。カプセルに見えるので、カプセルデータケーブルと呼んでるみたいです。面白いですね。

中国版・インド版の共通スペック

ここからは、スペックを見ていきます。まずは中国版・インド版共通のスペックを見ていきます。

中国・インド共通スペック
  • SoC : Snapdragon 865
  • 四眼カメラ+一眼インカメ
    • 4800万画素メイン、光学式手振れ補正非対応、IMX582
    • 1300万画素超広角
    • 光学二倍1300万画素望遠(20倍ハイブリット)
    • 200万画素ポートレート
    • 1600万画素パンチホールインカメ
    • 8K録画非対応
  • 有機ELディスプレイ
    • サイズ:6.44インチ
    • スクリーン比:20:9、91.4%
    • 解像度: 2400×1080
  • 認証
    • 画面内指紋認証
    • 非赤外線顔認証
  • バッテリー
    • 容量:4440mAh
    • 充電速度:55w(15分で50%充電)
    • ワイヤレス充電非対応
  • オーディオジャック対応
  • Micro SDスロット非対応
  • モノラルスピーカー
  • UI:独自のiQOO UI(Android 10ベース)

このように、一通りの性能はあります。コスパフラッグシップモデルということもあり、弱点も多く、ワイヤレス充電非対応なのは、まだしもIMX582という古いメインセンサーを搭載し、尚且つ、光学式手振れ補正は非対応、望遠も光学二倍と貧弱という大きな弱点が存在します。ただ、超広角が1300万画素というのはGOODポイントです。

なので、カメラスマホとして本機を購入するのはおすすめできません。ただ、機能としては、複数ボタンがあったり、有機ELかつ画面内指紋認証だったりと完璧に近いので、望遠や動画撮影をあまりしないのであればおすすめです。

UIは独自のiQOO UIですが、物理ボタンによるショートカットへの対応以外面白い点はとくにはなさそうです。

オーディオジャックはついているのでオーディオジャック大好き人間には朗報です。しかしモノラルスピーカーなのでそこは微妙です。

中国版・インド版のスペックの違い

違いは大きく2つあります。

① 5G対応・非対応

なんと、Snapdragon 865なのに、インド版では5G対応ではないモデルも発売されています。ただ、12GB+256GBモデルという最も高価なモデルのみ、5G対応ですが、対応バンドが3つしかありません。これはインドはまだ5Gが来ていないので、5Gはお金を多く払っても5Gというステータスが欲しい金持ちに向けているということでしょう。

なお、中国版はすべてのモデルで5G対応かつ、6つのバンドに対応しています。

対応バンドについては後程。

② NFC対応・非対応

なんと、インド版にはNFCがありません。確かに筆者はインドに行ったことがありますが、基本的に現金だったので、必要ないとの判断なのでしょう。

日本においてはFeliCaばかりで、NFC決済はまだまだ少ないので関係ないと思われがちですが、スピーカーやイヤホンへのNFC接続を多用している筆者にとってはとても痛いです。こうしたNFCを一切使わないのであれば、このことは問題にはならないでしょう。

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中国版・インド版の対応バンド

4G対応バンド

iQOO 3 (中国) iQOO 3 (インド) docomo au Softbank
700MHz帯 バンド28 △、田舎 △、田舎 △、田舎
800MHz帯 バンド18 対応 対応 超重要、田舎
バンド26 対応 対応
バンド19 対応 対応 超重要、田舎
900MHz帯 バンド8 対応 対応 超重要、田舎
1.5GHz帯 バンド11
バンド21
1.7GHz帯 バンド3 対応 対応 △(東名阪)
2.0GHz帯 バンド1 対応 対応 超重要 超重要 超重要
2.5GHz帯 バンド41 対応 対応 高速通信用 高速通信用 (注意)
3.5GHz帯 バンド42 高速通信用 高速通信用 高速通信用

4G対応バンドの詳細については別記事「実践編:対応バンド表」「理論編:対応バンド表」「楽天モバイルの対応バンド」をご覧ください。

5G対応バンド

周波数帯 バンド iQOO 3 (中国) iQOO 3 (インド,5G) ドコモ au SoftBank 楽天モバイル
Sub6 3.7GHz帯 n77 対応 対応
n78 対応 対応
4.5GHz帯 n79 対応
ミリ波 28GHz帯 n257

5G対応バンドの詳細については別記事「5G対応バンド表:SoftBankが微妙」をご覧ください。

このように、なんとこのiQOO 3は全キャリアの4Gの主要なバンドに対応しており、おまけにn77に対応しているので5Gバンドもすべてのキャリアで使えます。

まさしく、日本でも不自由なくつかえるスマホなのです。完璧!!

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中国版とインド版で価格も違う

中国版の価格
  • 6GB+128GB : 3,598元(約5.7万円)
  • 8GB+128GB : 3,798元(約6万円)
  • 12GB+128GB : 3,998元(約6.3万円)
  • 12GB+256GB : 4,398元(約7万円)
インド版の価格
  • 4G;8GB+128GB : 36,990ルピア(約5.7万円)
  • 4G;8GB+256GB:39,990ルピア(約6.2万円)
  • 5G;12GB+256GB:44990ルピア(約7万円)

となっており、当然5Gのないぶん安く仕上がっています。ただ、コスパ最強スマホが多数来ているインド人にとって、5Gがなく、6万円というのはたかいという意見がtwitter上では多く見られました。

確かにこれならほいぼ同時期に出た「realme X50 Pro」のほうがお買い得です。このスマホについては詳しくは別記事「6万円でSnapdragon 865!! realme X50 Proはコスパ最強」をご覧ください。

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まとめ:中国版がよさそう

中国版でも珍しく、4G、5Gの両バンドに全キャリアで対応しているスマホなので、あとはGoogle Playストアさえ入れれば、不自由なく日本でもこのスマホを使えます。そもそもインド版は入手性が低いですし、5G・NFC非対応なためあまりコスパの良いスマホではありません。

Xiaomi mi 10(中国版)もrealme X50 Pro(インド版)もn77非対応で微妙なので、5G・4Gともに活躍できるこの機種は大変貴重な存在なのです、さらにSnapdragon 865搭載のスマホカメラもそこそこいいのに6万円をきるので、コストカット面が気にならないのであればとてもコスパのいい端末です。 おすすめですね。

こちらが販売ページです。SD865のスマホでは最高です。

2020年3月現在AliExpressとBanggoodでの取り扱いは確認できました。Gearbestはまだです。

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