
5Gスマホって高いよねぇ。

それはどうかな?このスマホは5Gスマホでありながら、驚異の4.1万円だよ。

はいはい。どうせ、日本では発売されないんでしょ。

それが、auから出るんだなぁ。これが。

まじか!?
Mi 10 LiteでXiaomiはミドルレンジ5Gスマホの覇権を狙う

現在、中国では多数のミドルレンジ5Gスマホが発売され、3万円台から5Gスマホが買えることは当たり前になってきました。しかし、これが、グローバル版となるとなかなかそんなに安いスマホはなかったわけです。
多くのスマホ会社は5G市場が始まったばかりの国々では高いスマホを売りたいと思うのが普通でしょう。しかし、Xiaomiは違います。XIaomiは共食いを恐れずグローバル市場にミドルレンジ5Gスマホを投入しました。それが、この「Mi 10 Lite」です。

このスマホの最大の特徴は値段です。なななんと、64GBモデルが349ユーロ(約4万円)で、128GBモデルが。399ユーロ(4.7万円)です。10万円越えがゴロゴロいる5Gスマホ市場でこの価格は最強ですよね。そして、これで驚いてはいけません、基本的にEU市場での価格はVAT(付加価値税)で高くなっているため、もっと安く購入できる可能性があります。実際、Xiaomi Mi 10はEU版では9.5万円と高価格でしたが、GearBestで699ドルになっているので、Mi 10 Liteにも同じことが言えるでしょう。
そして、さらに、auでの発売も決定されているので、auユーザーにもうれしいところです。価格は未定で7月に発売予定です。グローバルでは5月のはじめ頃に発売されるので、相変わらず日本では遅く発売されるのは残念ポイント。
4万円台で有機ELを搭載だと!?

Mi 10 Liteの機能じゃ以上のようなXiaomiの標準的なカメラ撮影機能を備えています、スマホ世界第四位の企業なのでソフトも強力なため、安心です。ちなみに、メインカメラの画素数は4800万画素となっています。インカメは1600万画素です。
このメインカメラ以外の三眼の情報はないのですが、Redmi Note 9sのカメラユニットそっくりなので、おそらく残りの三眼は800万画素超広角、500万画素マクロ、200万画素ポートレートカメラでしょう。XIaomiのホームページにスペックが公開されたら正確な情報を追記します。現在、スペックを書いてる記事はGSMArenaをもとにしているようですが、公式情報ではないのであまり信用はできないかと思います。当記事はXiaomiの発表会をもとにした情報で書いております。
正直、最近のコスパスマホで4800万画素は普通なので、カメラの面はあまりオモシロいスマホとは言えません。

ですが、このスマホのいい点もあります、それは6.57インチ有機ELディスプレイです。Redmi Note 9sは液晶にしコストダウンを図りましたが、このXiami Mi 10 Liteは有機ELを採用しました。有機ELなので、画面内指紋認証にも対応です。ただ、有機ELを採用した分ほかの部分でコストカットが必要になったのでしょうか、最近のXiaomiのスマホにしては珍しく、水滴型ノッチに回帰しています。パンチホールインカメより有機ELを選択したのは個人的にはアリなトレードオフだと思います。なお、バッテリーは4150mAhと巨大で、20w急速充電も備えています。

さらに、LiteだからLightということで軽いそうです。200gを切り192gとなりました。この価格帯のスマホは重くなりがちなので、それを抑えたのは良い点です。
なお、Mi 10 Liteの5GはSnapdragon 765Gにより対応しました。Antutuの約30万点とほとんどの人が不満に思うことはない処理性能です。
ただ、個人的にこのデザインが嫌いですね。Redmi Note 9sみたいに中央にあったほうがまだよかった。有機ELとのトレードオフというにはわかっていますが、水滴型ノッチは古臭くてださいです。筆者はRedmi K30 5Gのほうが液晶ですがデザインが素敵なので、買うならこっちですね。こっちは3万円ですし。
ただ、auから出るというのがこのスマホ最大の特徴になります。大手キャリアがXiaomiスマホを採用するんですから日本市場も様相が変わっていきそうです。5Gスマホを幅広い人の散布するためのスマホですね。これで、高い5Gスマホにうんざりしている人の心をキャッチできそうです。