
OCNモバイルの「新コース」って、何が新しいの?

簡単に言うと、より安くなって、契約解除がしやすくなったんだ。

OCNモバイルの安さとやらを見せてもらおうか。
以前の記事で、OCNモバイルのセールとおすすめ端末について紹介しましたが。そもそも、OCNモバイルのセールって「新コース開始記念」セールなんですよ。この、新コースとは何か?旧コースとの違いを徹底的に検証していきたいと思います。
新コースのできる理由
OCNモバイルの新コースは2019年の11月20日から開始されました。このような動きは格安SIMのみではなく、大手キャリアでも行われていて、現在は新しいプランに代わっている会社が、多数です。
なぜかというと、法律が変わったからです。

む、難しそう。

いや、法律っていっても簡単な話だ。乗り換えやすくしましょうよという話だ。
総務省は2019年10月から改正電気通信事業法により、競争を促進し消費者がスマホをお得に使えるようにしようって魂胆です。
その内容は、
この中で格安SIM業界で重要なのは、最低利用期間中の解約です。これにより、少なくとも1000円払えば、自由に通信業者間を移動できるようになりました。
これにより、市場が流動化し、価格競争がうまれ 安くなるのでは?というのが総務省の見方なのです。
そんな、こんなで各社新コースを提供しだしたのです。
OCNモバイルの新コースと旧コースの違い
ここからは、新旧コースの違いを見ていくよ。
価格
まず、気になるのは価格だが、これはなんと、全部のプランで安くなっている。ただし、旧プランにあった、110MB/日と170MB/日のプランはなくなっている。使い勝手が悪いし、需要がなかったので、なくしたのだろう。
どうしてもこの料金プランがいいというのであれば、昔のコースでも申し込みは可能だ。
その代わり、新プランでは1GB/月が追加された、主にWiFi環境で運用したまに外で使うというのであれば、このプランはコスパが高い。
音声対応SIMカード(税込み価格)
旧プラン | 新プラン | |
110MB/日 | ¥1,760 | |
170MB/日 | ¥2,288 | |
1GB/月 | ¥1,298 | |
3GB/月 | ¥1,980 | ¥1,628 |
6GB/月 | ¥2,365 | ¥2,178 |
10GB/月 | ¥3,300 | ¥3,168 |
20GB/月 | ¥5,335 | ¥4,840 |
30GB/月 | ¥7,425 | ¥6,578 |
追加 | 500円/0.5GB | 500円/1GB |
ここでは、音声対応SIMの料金のみを示しましたが、電話なしでSMSのみのデータ通信のみのものも旧プランより総じて安くなっています。
縛り
驚くことなかれ、実はこのOCNモバイル、旧プランで既に、改正電気通信事業法の定める、最低利用期間中の解約金は1000円という、総務省に口出しされる前から安くなっている。
なんて、消費者目線の会社なのでしょう。
そして、それが、さらに改善されます。
旧プラン | 新プラン | |
最低利用期間 | あり;6か月 | なし |
違約金 | 1000円 | なし |
これ、いつ解約しても違約金がでないということです。
このこと自体が画期的なのですが、どの会社も解約してほしくはないにで前面には出していませんが、これが間違いなく一番重要なポイントです。
ぜひ覚えておきましょう。
もし、OCNに契約して、通信速度の遅さなど気に食わない点があれば、即解約してほかのか格安SIM業者に移ることもできるのです。以前の記事でも言いましたが、端末が安いのでまずはOCNという選択肢はいいかと思います。
その他
・OCN光モバイル割の導入
OCN光との併用で安くなるというものです。もし、光がOCNならいいですけど、わざわざ、今の光回線を変えてまでというほど、安くはないです。
全プラン(税込み)220円安くなる。
・OCNでんわのオプションがはじめの12か月は安くなる
新コースで音声対応SIMをお申し込みいただくと、月額850円(税抜)で提供している「OCNでんわ 10分かけ放題オプション」を、最大12カ月間※2、月額300円(税抜)で利用できます。
OCNモバイル
基本的に時限付きオプションは外し忘れるので邪魔くさいので、OCNでんわが使いたい人以外は無視。このOCNでんわは普通の電話ではなく、アプリからや、相手の電話番号の先頭に0035-44とつけなくてはいけなかったりと不便なので、このオプションはいらない。
電話をかけるなら普通の通話が10分まで無料なYmobileのほうがいい。
・低速通信について
旧コース;容量オーバーをすると、低速通信(送受信;最大200 kbps)へ移行
新コース;容量オーバーすると、低速通信( 送受信;最大200 kbps )へ移行
;容量オーバー後、さらに基本通信容量の半分を使用すると200kbpsより低下する場合がある。(混雑具合によりけり。)
これは劣化ですね。まぁ。最大容量は超えないように工夫するのが格安SIM使いの基本なので、これはまぁ仕方ないですね。
こんなところです。
ということです。
よき、格安SIMライフを。