
OPPO Reno 3 Pro 4G版が日本に投入って、あの超絶劣化版?
それって、まじか?

グローバル版の対応バンドにB19ってあるから、ほぼ確定だよ。

この記事はOPPO Reno 3が日本に投入が決定される前に書かれました。
結果としては日本では中国版 OPPO Reno 3 ProをOPPO Reno 3と名前を変えて投入されます。ややこしすぎ。
しかし、筆者はこのグローバル版OPPO Reno 3 Proがなんらかの形で日本に投入されると思っています。
Find X2がOPPO 初の日本での5Gスマホというのは完全に誤報です。申し訳ない。
この記事を書き換えたり、消したりすることも可能ですが、考察の記録として残し、追記で補足します。
OPPO Reno 3 Proは二種類存在する
別記事「OPPOは詐欺師:別のスマホを同じ名前でだすな」で詳細にねちっこく解説しましたが、OPPOはOPPO Reno 3 Proを中国版とグローバル版で待ったか違うスマホを発表しました。
5G対応・非対応だけでなく、SoC、カメラ、ディスプレイなどなどほとんどの部分で異なります。そして、残念ながら「超絶劣化」ですが。OPPOはこういう詐欺的なことをするのかと筆者はがっかりしてしまいました。詳しくは、別記事でご覧ください。
OPPOは公式twitter(エゴサ大好き)でグローバル発表のOPPO Reno 3 Proの発売をにおわせていますから、OPPO Reno 3 Pro自体はまず間違いなく発売されるでしょう。
(このtwitterはappleアンチ系YouTuber「かずひろ」さんへのエゴサの結果生まれたものです。あの人、面白い人ですよね。)
そこで、気になるのは中国版かグローバル版のどちらを日本に投入するかです。気になりますよね。 5Gか4Gかだけでなく、スペックもまるで異なりますから。
OPPO Reno 3 ProはB19対応の日本仕様
今回、グローバル版が日本で発売されると推測したのは、対応バンドからです。まず対応バンドをみていきます。先に注意点を言っておくと、グローバル版は対応バンドの違いで型番が3つあります。Appleとかもよくやりますよね。
4G対応バンド
中国版 | グローバル版1 | インド版(グローバル版2) | グローバル版3 | docomo | au | Softbank | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
700MHz帯 | バンド28 | – | – | – | 対応 | △、田舎 | △、田舎 | △、田舎 |
800MHz帯 | バンド18 | – | – | – | 対応 | – | 超重要、田舎 | – |
バンド26 | – | – | – | 対応 | – | – | ||
バンド19 | – | – | – | 対応 | 超重要、田舎 | – | – | |
900MHz帯 | バンド8 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | – | – | 超重要、田舎 |
1.5GHz帯 | バンド11 | – | – | – | – | – | △ | △ |
バンド21 | – | – | – | – | △ | – | – | |
1.7GHz帯 | バンド3 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | △(東名阪) | – | △ |
2.0GHz帯 | バンド1 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 超重要 | 超重要 | 超重要 |
2.5GHz帯 | バンド41 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | – | 高速通信用 | 高速通信用 (注意) |
3.5GHz帯 | バンド42 | – | – | – | – | 高速通信用 | 高速通信用 | 高速通信用 |
4G対応バンドの詳細については別記事「実践編:対応バンド表」、「理論編:対応バンド表」をご覧ください。
5G対応バンド
周波数帯 | バンド | 中国版 | ドコモ | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Sub6 | 3.7GHz帯 | n77 | – | – | ○ | ○ | ○ |
n78 | 対応 | ○ | ○ | – | – | ||
4.5GHz帯 | n79 | – | ○ | – | – | – | |
ミリ波 | 28GHz帯 | n257 | – | △ | △ | △ | △ |
グローバル版は5G非対応
5G対応バンドの詳細については別記事「5G対応バンド表:SoftBankが微妙」をご覧ください。
この対応バンドのうち、注目すべきは「グローバル版3」です。勘のいい読者の方々はお気づきでしょうが、全キャリア対応です。特にバンド19は世界広しといえドコモくらいでしか使われてないので、このグローバル版が日本に投入されることはほぼ確実でしょう。
OPPOの戦略:高い5Gスマホを買わせたい
OPPOの2019年の日本での戦略は、日本のSIMフリー市場の制覇でした。OPPO Reno Aは性能を極力削って、FeliCaや防水・防塵といった日本3種の神器を搭載し、これらのないSIMフリー市場に攻勢をかけたのです。戦略としては素晴らしいものでした。
どうやら2020年のOPPO Japanの戦略は「高い5Gスマホを買わせること」のようです。
日本では今春から5Gが始まり、多くの日本人は5Gは高いスマホだと思いがちです。なので、6万円台のミドルレンジ5Gスマホ(中国版OPPO Reno 3 Pro)を投入するより、フラッグシップである「Find X2」をOPPOの日本初の5Gスマホとして出し、儲けようとたくらんでいるようです。(Xiaomi mi 10を上回る魅力がFind X2にあればこの戦略は成功することでしょう。)
一見、OPPOは安いスマホを日本で投入してくれるイメージがありますが、「OPPO Reno 10X Zoom」をRAM・ROMの最も大きいモデルのみを日本には投入するなど、ハイエンドスマホでは値段を上げがちです。(別記事「OPPO Reno 10X zoomカメラレビュー」も参考に)
2020年3月6日に発表する「Find X2」を5Gスマホとして日本には投入し、このOPPO Reno 3 Pro 4Gを4~5万円のミドルレンジ帯に投入しようという戦略でしょう。ただ、このOPPO Reno 3 Pro 4G(グローバル版)は中国版の超絶劣化版で、今のところ魅力がないので、日本でいっぱい売ろうと思うなら、FeliCaや防水・防塵を追加しなきゃきついでしょう。
もう一度繰り返しますが、OPPO Reno 3 Pro 5G(中国版)のスペックを見てなかなかいいなーとい思ったOPPO ファンの皆様は、このグローバル版は全く異なるスマホなので、もう一度、スペックを見てから購入を検討したほうが良いでしょう。この記事を見て目をさましましょう。あ、もし、中国版OPPO Reno 3 Pro 5Gが日本で発表されたら、ごめんなさいです。その時はOPPO 信者になります。
追記:OPPO Reno 3 が発売されました…。
OPPO JapanがOPPO Reno 3 5Gを発表しました。しかし、これは中国版OPPO Reno 3ではなく、中国版OPPO Reno 3 Proが中身なんです。
つまり、結果としては「インド版(グローバル版)OPPO Reno 3 Proは中身が中国版OPPO Reno 3 Proの超絶劣化版 。中国版OPPO Reno 3は中国版OPPO Reno 3 Proの劣化版。日本版OPPO Reno 3は中国版OPPO Reno 3 ProにFeliCa+防水を追加したしようということです。」ということでした。
そして、OPPO日本初の5Gスマホは「実質中国版OPPO Reno 3 ProのOPPO Reno 3」でしたー。Find X2ではございません。

あ、もし、中国版OPPO Reno 3 Pro 5Gが日本で発表されたら、ごめんなさいです。その時はOPPO 信者になります。とあなた言いましたよね。
はーい。OPPO信者確定。これからはOPPO製品だけで暮らしてください。

致しません。
OPPOの名前を変えてスマホを出す姿勢は変わってないじゃん。
Huaweiの「nova 6 SE=nova 7i=P40 lite」は重複する名前を使ってないからいいけど。OPPOは重複しまくりじゃん。
こういうのわかりにくいからやめてほしいです。
そして、インド版OPPO Reno 3 Proの投入を筆者はまだあると思います。
次の予想:インド版OPPO Reno 3 ProはOPPO Reno 3 liteとして出る
次の予想はOPPO Reno 3 Pro(インド版)は日本ではOPPO Reno 3 liteとして出し、4Gミドルレンジスマホ分野に投入されるでしょう。
やはりB19対応なので日本に投入する気はあると思うんです。まぁ、その計画が頓挫した可能性も大いにありますが、あえてこの路線で考えると、OPPO Reno 3 5G(日本版)の安い4GモデルとしてOPPO Reno 3 liteとして投入する計画です。
これは大いにあり得る気がします。
当たったらほめてください。外れたら今度はOPPO信者になります。(多分嘘)