
Pixel3がPixel4化しているってどういうこと?
去年のスマホが進化するなんてことがあるのかい?

GoogleのスマホはAIなど中身が最強のスマホなんだ、だから、Pixel3といった旧型のスマホもアップデートによって、どんどん進化する。

そうか、Pixelは進化するスマホ。かっこいいなぁ。
進化するスマホ
Googleはいつも独自路線。
他眼化が進み、5眼すらでてきたスマホ業界でまさかのたったの二眼。大型化がトレンドのバッテリーもなぜか小さくした。
それでも、なお、Googleのスマホが群を抜いてすごいのは中身がすごいからだ。
Googleはご存じのとおりインターネットの王者であり、莫大な量のビッグデータを蓄積している。そのビッグデータを用いて、機械学習を行い、最強のAIを作っている。
そのAI最強のGoogleが作るスマホがPixelである。機械学習専用のチップを搭載し、スマホ内でのAI処理を高速化させている。
ポートレート用のカメラなしで、ポートレート写真を作り出し、一眼のように巨大なイメージセンサーがなくても、夜景を、さらには、星空までもを撮影する。
Pixelはソフトウェアのアップデートのたびに機能が強化され、どんどんいい写真や機能が使えるようになるちいう恐ろしいスマホ、つまり、進化するスマホなのだ。
Pixel4についての復習
スペック
Pixel4とPixel4XLの簡単スペック表
Pixel 4 | Pixel 4 XL | |||
---|---|---|---|---|
価格 | 現地 | 799ドル~ | 899ドル~ | |
円 | 89980円~ | 116600円~ | ||
基本 | CPU | 855 | 855 | |
メモリ | 6GB | 6GB | ||
ストレージ | 64GB,128GB | 64GB,128GB | ||
カメラ | 眼数 | AI二眼 | AI二眼 | |
レンズ構成 | メイン,望遠 | メイン,望遠 | ||
メインカメラ画素数 | 1220万画素 | 1220万画素 | ||
インカメラ構成 | 旧型.800万画素 | 旧型,800万画素 | ||
電池 | 容量 | 2800mAh | 3700mAh | |
充電速度 | 18w | 18w | ||
その他 | ディスプレイ | 5.7インチ、有機EL | 6.3インチ,有機EL | |
認証 | 顔認証 | 顔認証 | ||
スピーカー | ステレオ | ステレオ | ||
日本三種 | 防水 | ある | ある | |
防塵 | ある | ある | ||
おサイフケータイ | ある | ある | ||
ほかの特徴 | 90Hz,Qi,soliレーダー | 90Hz,Qi,soliレーダー |
物理的な特徴
物理的に進化するというのは、さすがにまだ、現在はできないです。(いずれ、ナノマシンの時代になって可能になるでしょうけども。)なので、この物理的な特徴は、残念ながらPixel3では実現されません。
なので、ここで、これ欲しいなぁと思ったら、Pixel4のほうがいいかもしれません。
二眼レンズ
Pixel3まで、一眼で最強だったPixelですが、ようやく二眼になりました。その二眼目は望遠レンズでした。Pixel3も小さな手振れを利用したAI処理による高性能なデジタルズームである「Super Res Zoom」によりある程度の望遠性能を持っている。僕はPixel3を持っているので、実際にレビューをしてみた。
以上のように、Pixel3でもすごかった、望遠機能がPixel4では物理的にもう一つのレンズ「望遠レンズ」をるけることで、さらに強化されました。AI×望遠レンズでものすごい望遠が可能となっています。(まぁ、光学二倍なので、光学三倍や五倍のスマホには勝てないでしょうけど。)
本当のところ、望遠レンズより超広角レンズをつけてくれたほうが、普段使いはいいんですが…。
Pixel 5に期待です。
ほかにも、二眼になったことで、より正確なポートレート撮影ができるようになったそうです。今でも、
あとは手動でデュアル露出制御により、暗い部分と明るい部分の両方を制御できます。
業界最速の顔認証

顔認証用の二つの赤外線センサーを用いることで実用範囲内でのあらゆる方向からの顔認証が可能となっています。
後述のSoliレーダーにより、(海外では)スリープ状態でも接近を感知して即座に顔認証を行えるようです。これだけ便利なら、マスク大好きな人以外なら、これがいいかも。
Pixel3の指紋認証は汗ばんでると認証できないのでこれは素直に羨ましいですね。
ただ、寝顔でも解除できるようですが。。。
Soliレーダー

なんとPixel4はレーダー内蔵型スマホです。このレーダーにより、スマホの上空の手の動きを感知し、曲送りや通話応答やアラームのスヌーズなどができるようです。これを「motion Sense」とGoogleは呼んでいます。
手が汚れていたりしてスマホを触れないときなどは便利そうです。
だが、しかーし、
日本では現在利用できません。
技適がまだ通っていないとかで、使えないみたいです。ただ、特定地域での機能制限をかけているだけなので、春には使えるようになるそうですが。
ホント、日本だけ使えないとか、法律を恨みます。
なので、結局のところ、Pixel4の物理的な最大な特徴である、Solがないので、望遠をよく使うとか、指紋認証がどうしてもやだという人はPixel4がいいと思います。
ソフト的な特徴
星空撮影

最大三分の露光により、星空をきれいに撮ることができるようです。ほぉー。これはすごい。
僕は以前インドの標高4000mにいたときに、すごい星がきれいでコンパクトデジカメで撮ろうと思ったのですが、全く取れなくて、悔しい思いをしたのですが、これがあれば、AIによって長期露光を補正して星空が取れてしまいます。WOW.
しかし、これは11月のアップデートでPixel3でも使えるようになりました。まさに進化するスマホ。今度試します。
ボイスレコーダー
なんと、今までなかったボイスレコーダーがつきました。

あっそ。
前からiphoneにはあったんですけど。

いやいや、ただのボイスレコーダーじゃないよ。
自動書き起こしができるんだ。
そうです。ボイスレコーダーアプリにより、録音中の音声を同時に文字起こしします。
しかも、機内モードでも使えます。機械学習を小型化するGoogleの技術の賜物です。

うっ。完敗だ。
この機能は、12月の直近もアップデートで使えるようになりました。僕はこれを待ってたんだ。
なんだか、Pixelのアップデートはいちいちボタンを押さなくてもできるようになったみたいで、再起動をしたら、こんな画面がでて、機能が増えました。
(あ、キーボードがにひらがなからアルファベットに変えれなくなりました。あと上の画像みたいに最初3Gに1,2分なっていました。調子悪いですね。)
例の女の子のスピーチをYouTubeで流して機内モードで書き起こしをしてみましたが、いやー、完璧です。まぁ、このレベルの簡単な英語なら自力でも聞けますが、もっと複雑な英語を聞くとき、この機能があれば、すごい便利です。
現在は英語のみですが、日本語など他言語にも順次対応していくようです。これ、中国語とかもできたらもっと便利になりそうです。
テーマの変更
今まではテーマの変更は、Pixel4でしかできなかったのですが、これも、Pixel3でもできるようになりました。
壁紙だけでなく、アイコンや文字フォントまで変えれます。
いやぁー。かわいい。いいですねぇ。ド直球のデザインです。
カスタムで自分好みのデザインにできます。押しつけの「アップル」とは大違いです。
Pixel3のほうがお得だよ
このようにPixel3は進化し、現在Pixel4のソフトウェアでのすごい部分はPixel 3に移植され、Pixel3は進化しました。なので、大きな違いは物理的な部分のみになりました。
いつまでこの進化が提供されるのかはGoogleは言っていないので、わかりませんが少なくともOSの単位では、Googleが発表するには、Pixelシリーズは最低3年、Androidバージョンアップを保証しているので、Pixel4は2022年10月まで、Pixel3は2021年10月までバージョンアップされます。ほとんどのandroidスマートフォンは1,2回のアップデートしか持たないので、これはうれしいです。
つまり、Pixel3はandroid 12までは最新のandroidであり続けるということです。まぁ、Pixel3にPixel6の進化まで来るとは思えなさそうですがね。
まぁ、最先端の機能を触りたいならPixel4のほうがそりゃいいですけども、明確にPixel3のほうが有利な点があります。
価格
まずは、価格です。Pixel 4は1万6千円のGoogleストアで使えるポイントがもらえることはありますけど、たいして、Pixel3はGoogle Stooreで30%引きです。これなら、大差ないかとも思えますが、これがフリマ市場となると、Pixel3が新品が4万円台、Pixel3 XLが新品で5万円台で買えたりするので、これなら圧倒的にPixel3のほうがお得です。Pixel 4は最低でも9万円はしますからね。
ちなみに僕は10月にPixel 3 XL 128GB新品をヤフオクで5万円で買いました。もとは13万円台なので、半額以下で超お得です。
Price Rankとかいうホームページでみると最安値が分かりやすかったです。ご参考に。
Google フォト
Pixel3までのPixelデバイスでは、Pixel経由でのGoogleフォトへのアップロードが元画質で容量無制限にアップロードができるのですが、これがなんと、Pixel 4ではできません!!
悲しい。本当に悲しい。
Pixel4でもできれば僕はPixel4を買ったと思います。
主な機能の違いは
Pixel4 と Pixel3の主な違い
Pixel 4 | Pixel 3 | ||
---|---|---|---|
価格 | 現地 | 799ドル~ | 799ドル~ |
円 | 89980円~ | 96800円~ | |
基本 | CPU | 855 | 845 |
メモリ | 6GB | 4GB | |
ストレージ | 64GB,128GB | 64GB,128GB | |
カメラ | 眼数 | AI二眼 | AI一眼 |
レンズ構成 | メイン,望遠 | メイン | |
メインカメラ画素数 | 1220万画素 | 1220万画素 | |
インカメラ構成 | 旧型.800万画素 | 旧型二眼,800万画素,超広角 | |
電池 | 容量 | 2800mAh | 2915mAh |
充電速度 | 18w | 18w | |
その他 | ディスプレイ | 5.7インチ、有機EL | 5.5インチ,有機EL |
認証 | 顔認証 | 背面指紋認証 | |
スピーカー | ステレオ | ステレオ | |
日本三種 | 防水 | ある | ある |
防塵 | ある | ある | |
おサイフケータイ | ある | ある | |
ほかの特徴 | 90Hz,Qi,soliレーダー | Qi(雑魚) |
詳細なスペックはこっちだよ


以上のように、まぁ、前述のように望遠と顔認証とSoliレーダー以外はたいして変わりません。(90Hzハイリフレッシュレートもありますが、あまり使えないようです。)
どっちをとるかはあなた次第です。
まとめ
Pixelの強みはソフト、AIです。ゆえに、最新機と旧型の差が小さくなってしまいました。Pixelの魅力はなんといってもGoogleに触れられることです。やっぱり、androidを使うならば、製作元であるGoogleが一番というわけです。Googleアシスタントも使いやすいですしね。
その体験をするのに9万はちょっとというかたも多いかとは思います、ならば、Pixel、 3いい一手ではないでしょうか。