
かわいいガジェットをお借りしたので紹介するよ。
なんと充電しながらバックアップが取れるぞ!

「Qubii」というiPhone向けに既に発売されている商品のAndroid版がでるようなので、紹介していきます。Android版のAを取って「Qubii A」ということだそうです。
なら、iPhone版は「Qubii I」にしてくださいよ。

おい。そこはいいだろ別に。にしても、かわいいな「Qubii」よ。
今回はプロトタイプをお借りしたので紹介していきます。
一言でいうと、Qubii Aはバックアップがとても簡単にできるガジェットです。
なんと、充電しながらバックアップが取れるのです。
ちょっと使い方をみてみましょう。

まず、Qubii AにMicro SD Cardを差し込みます。容量は自分のスマホに入れている写真の容量以上のものがおすすめです。

そのMicro SD Cardが挿入済みのQubii AをUSB type A 充電器とtype A充電ケーブルの間に接続すれば利用できるようになります。(type A穴しかないので、type C系の充電器、充電ケーブルは使えません)
そして、Google PlayでQubii Aのアプリをダウンロードすると使うことができるようになります。
さっそく、バックアップしていきましょうか。
初期ではすでに保存されている写真のバックアップがはじまります。なお、Micro SDカードのフォーマットを行うのですでに入っているデータは消えてしまうので、重要なファイルが入っていないMicro SDカードで利用しましょう。
これはスマホに保存されている写真の数に応じて時間がかかります。私のスマホには40GBほどの写真が入っていたので、50分もかかりました。まぁ、安いmicro SDカードを使っていたので、そこが速度を落としているのかもしれません。
最初はこのように時間がかかってしまいますが、次のバックアップ以降はこのQubii Aが接続済みの充電器につなぐだけで、前回のバックアップから新たに増えた写真だけがバックアップされるので、かなり高速にバックアップされます。


このように、Qubii Aが接続されている充電器にでスマホを充電するだけで、自動的にアプリが起動し、バックアップを開始するので、意識しないでも自動的にバックアップをすることができます。とても便利です。
細部まで作りこまれていて素敵!
シンプルなUI

UIも極めてシンプルで一目で利用方法が分かります。ガジェットのデザインもかわいらしいですが、アプリもかわいく作ってあるので、ここもうれしいところです。
メニューも3つしかないので、混乱することはありません。
写真は日・月・年ごとにアルバム化される

バックアップされた写真は、日・月・年ごとにアルバム化されるので、ここから簡単に復元することができます。
複数台のスマホのバックアップも可能
なんと複数台のスマホの写真のバックアップをひとつのQubii Aにバックアップをすることも可能です。
バックアップ先のフォルダもスマホごとに分類されるので大変便利です。Google Photoなどのクラウドのバックアップだと、ごちゃまぜに入ってしまうので、これはいいです。
PCにもUSBメモリーみたいにそのまま接続できる

Qubii Aは普通のUSBメモリーみたいにPCに挿し込んで利用することができるので、PCでバックアップされた写真を見たいときは、気軽に見ることができます。

特別なアプリなしで、普通のデバイスと同じようにPCで認識可能なので、PCでも気軽にスマホの写真を見ることができます。
スマホを直接PCにつないで、写真を見ることはもちろんできますが、結構、ディレクトリ構造が複雑なので、Qubii Aははるかに便利です。
クラウドファンディングは完了し発売へ!
Qubii Aはクラウドファンディングで始まりましたが、目標額に達成したので、製品化が決定しました。おめでとうございます!
ただ、現在もQubii Aもこのクラウドファンディングサイトからも購入も可能で、なんと通常6028円のものが28% offで4340円となっています。

クラウドファンディング形式なので、2020年2月に届くので、その点は注意が必要です。
GREEN FUNDINGで販売しているで興味がある方は見てみてください。
まとめ;やっぱりクラウドと比較してしまう
現代はクラウドの時代といっても過言ではありません。ここにあえて勝負をいどむQubii Aは極めて挑戦的でその姿勢には感服します。
その挑戦を買って。代表的なクラウドサービスと比較をしてみましょう。
Google Photo
Google Photoは皆さんおなじみのクラウドサービスで、解像度を下げた「高画質」モードであれば、無料で容量無制限で入れ込むことができます。
加えて、Googleお得意のAI学習により写真を人物別やシーン別で分類されており、莫大なバックアップ写真から自分の見たい写真を瞬時にみつけることができます。
無料で使えるので大変便利なのですが気になるのはどれくらい画質を下げているかです。容量だけみると恐ろしく画質が下がっているようにみえます。
例えば、この写真は元画質(Qubii Aのバックアップ)だと、25.6MBなのに対し、Google Photoに入れると、3.8 MBまで下がってしまいます。

これはGoogle Photoの写真ですが、このように大きな写真では全く違いが判らないので、拡大して比較してみましょう。

このように細部まで見ても正直そこまでの差はありません。Googleの圧縮の凄さが分かりますね。正直7倍以上圧縮しているとは思えません。私はGoogle Photoの圧縮で満足していますが、せっかく撮った写真が圧縮されるというのはいい気はしません。そんな人はQubii Aといいたいのですが…。Amazonがいます。
Amazon Photos
Amazon Photoはプライム会員であれば利用可能なサービスで、無制限に元画質で写真であればアップロード可能です。
もちろんAmazon Prime会員のメインコンテンツは最速のPrime配送や動画ストリーミングのPrime Videoなので、このAmazon Photosで月500円というわけではないので、ほかのサービスも使う予定なら大変お得に利用できます。
クラウドが嫌ならQubii Aという選択肢がある
こうみると、Micro SDカードもいらないし、無料か月500円なので、クラウドサービスのほうがいいように思います。
しかし、それでも、なおQubii Aが良いと思える点はデータを見える形で保存できる点です。いくら、ITに詳しくても、やはりクラウド保存というのはデータが手元にないので心配です。GoogleやAmazonがいつサービスを終了するのか、それとも、値上げするのかわかりません。それにGAFAに個人データを一切渡したくないという人もいるかもしれません。(私はじゃんじゃん渡してますが)
そういったクラウドに心配な方にはこのQubii Aは簡単に手元にバックアップを作成できるので大変有意義なデバイスだということです。
しかし、ガジェットにはロマンを求める。それがガジェット好きの性分です。そんな私はクラウドのほうが性に合うとはわかっていても欲しくなってしまうのです。実際に、二週間程度使ってきたので愛着がわいて返すのが辛いです。かわいいですしね。