iPhone SE2レビュー；夜景が撮れない2020年のスマホってマジかよ！

りんご

結局、iPhone SE2買ったのね。

android君

買ったよ。結構気に入ってるけど、夜景がとれないのは残念。

りんご

あと、YouTube始めたのね。

android君

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iPhone SE2がわが家に届いた

いつもは、Androidスマホに夢中な筆者ですが、なんだかんだ、iPhone SE2が欲しくなってしまい、販売開始の時間に待機して、買ってしまいました。

「後悔なんかあるはずない」

そう思っていました。A13・IP67・Qi充電・FeliCa対応で5万円です。ここだけみると最高のスマホですよ。うきうきして使っていました。

Antutuは冷却性能が悪いせいか（メインカメラ周りが部分的に熱くなります）、46万点とA12のiPad Air3を下回ってしまいましたが、ゲームのやらない筆者にとっては14万点でも不満を感じないため、46万点もあれば不満点など一切ありません。

では、何故、「後悔」しているのかというと、それは夜景が撮影できないということです。これはAppleの手抜きにより生じた問題です。

iPhone 8のカメラを積んだSE2は夜景が撮れない

iPhone SE2は11からAppleスマホに搭載された夜景モードが残念なことに搭載されていません。夜景モードの真髄は物理的なカメラ性能にもよりますが、ソフトウェアに大きく依存しますが、残念なことに、AppleさんはSE2に夜景モードをチューンしてくれませんでした。同じA13チップが使われているのに夜景モードが実現できないのは不満点しかありません。

もちろん、物理的なカメラ性能不足で夜景モードが搭載できなかったということも考えられます。PBKreviewsさんが動画において、iPhone 8のカメラユニットをそのまま、iPhone SE2に移植しても動作したことから、おそらく、カメラユニットはiPhone 8と同様、もしくは、ほぼ同じで有ることが考えられます。（当初はiPhone XRのカメラユニットが搭載との噂もありましたが8のままである可能性が高まりました。）故にセンサーサイズは1/3にすぎません。このような小型センサーでは多くの光を取り込むことは困難なので、夜景モードを搭載しない、もしくは、搭載しても満足の行くレベルにはならないので、夜景モードを排除したと考えることができます。

なら、仕方ないと思うのであれば、あなたはAppleに毒されています。Apple狂信者であると自覚したほうが良いでしょう。

筆者は多眼信者ではありませんが、単眼ならば、その一つの眼に注力して欲しいものです。少なくとも昔の噂通り、XRのカメラを載せ、夜景モードを搭載してほしかったです。どうやら、本当にiPhone SE2は、iPhone 8の脳みそを最新のものに変えただけのようです（WiFi6アンテナとかは付きましたが）。

これなら、5万円は別に安いとは感じません。2017年9月という太古の昔に発売されたスマホのSoCを変えただけのスマホなので妥当な価格でしょう。高いとは全くもって思いませんが。これでiPhone SE (2020)と呼ぶのは笑いものです。iPhone 8 (2020)と呼ぶほうがいいでしょう。筆者はそこまでひねくれてはいないので、iPhone SE2と呼んでます。

結論をいいますと、このスマホでは夜景は撮れません、そこは最大の欠点です。もし、夜景がPixel 3やPixel 3aのように撮れてしまったら、ミドルレンジandroid市場を根こそぎ破壊し尽くすandroidキラーとなっていたでしょう。しかし、夜景が撮れないのであれば、残念ながらそうとは言えません。2020年のスマホとしてはひどいものです。

とはいえ、夜景を撮らない人にとっては最高なスマホであることは間違いないです。（ただ、夜景をスマホで撮ったことがない人は一度夜景の撮れるスマホを触ってほしいものです。世界が変わりますから）

夜景の比較は動画においては3つのレベルに分けて行いました、詳しく比較したので、ぜひ見てください。もちろん、夜景以外にも良い点・悪い点も述べていますので、購入の参考にしてください。