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外出先でタブレットをテザリングで使うときは通信量に注意!いつのまにか低速になるまえに対処しよう。

外でタブレットスマホ活用!
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外でタブレットや二台目スマホを使いたい!

りんご
りんご

タブレット、買ったんだけど、外で使いたいなぁ。

android君
android君

簡単に使うにはテザリングという方法があるよ。

タブレットを持ってたり、二台スマホを持っていた場合、出先でも、ネットを使いたい場面は多々でてきます。(PC、ゲーム機もしかり。)それを解決する方法は3つあります。

出先で二台目端末を使う方法
  • メイン端末からのテザリング
  • SIMカードを追加する

それぞれ、メリット、デメリットがあるので、用途に合わせて使い分けるのがよいでしょう。

今回はデザリングについて詳細にみていきます。

SIMカードの追加については以下の記事で解説しています。

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テザリングを利用する

テザリングによってスマホをWiFiルーターにして、二台目端末をネット環境につなぐことができます。簡単に言えば、スマホがモバイルWiFIになるということです。

メーカーによって、設定方法は若干違いますが、流れは同じなので、純粋なandroidを搭載しているGoogle Pixel を例にして設定方法を説明します。知っている方は飛ばしても構いません。

設定方法

メイン端末(SIMカードが入っている)で

テザリングの設定1

以上のように、設定>ネットワークとインターネット>アクセスポイントとテザリング>WiFIアクセスポイントに移り、

テザリングの設定2

テザリングの名前とパスワードを設定します。

ここまでできたら、アクセスポイントをこの設定画面からONにすることもできますが、それは面倒なので、上からスワイプそてでてくるショートカットに入れておけば(下にでてくる鉛筆型の編集ボタンで追加できる。)簡単にON・OFFができるようになります。

次は二台目の端末のほうで、

通常のWiFi設定にでてくるようになるので、 通常のWiFI のように先ほど設定したパスワードを入れれば、接続することができます。

ここで注意すべきなのは、先ほど設定したテザリングの名前は周囲のどの端末でも見れてしまうので、自分がすぐに発見できて、相手に特定されないもののほうがセキュリティーと利便性の面でよいかと思います。

メリットとデメリット

メリット
  • SIMスロットがない端末(iPadの通常モデル、多くのPC)
  • 特に追加の料金がかからない
  • 契約等も不要
  • 有料である場合がある(格安SIMではこういったことはない、当サイトは大手キャリア否定派なので、大手キャリアの方は自由な格安SIM世界へお越しください。)
デメリット
  • モバイルデータ通信ではなく、WiFiと認識されるため、通信量を気にして運用しないといけない
  • メイン端末のバッテリーを消耗する
  • ON・OFFを毎回こまめにしないといけない
  • SIMカードを直接刺すより通信速度が遅くなる。

以上のようにメリットも多いが重めのデメリットもあり、注意してテザリングは使用しないといけません。とりわけ、WiFiと認識されるので、モバイルデータ通信では止めている、クラウドへの写真のアップロードなどがバックグラウンドで動いて、すぐにメイン端末のSIMの容量制限もかかってしまう可能性があるので注意が必要です。

デメリットを解消する

省データモード

apple端末では、省データモードがios 13やiPadOS13から実装されるようにはなりましたが、appleの純正アプリなどとしか現状連携しておらず、実際、Google Photoは通常通り動き、クラウドにバックアップをかけたので、appleのクラウドサービス以外のクラウドサービスまでは止まっていないので、安心とまではいきませんでした。でも、つけておかないよりはつけておいたほうがいいでしょう。

apple端末でもうまくやる方法があればコメントください。(当方、iPadはもってますが、androidメインなので、細かい設定は存じ上げません。)

androidでは「データセーバー」という機能があるので、これをONにすれば、指定のアプリの動作を抑えることができます。

androidはデータセーバーでデータの使用を抑えることができる。

設定方法は以上のように、設定>ネットワークとインターネット>データセーバーに移動し、無制限のデータアクセスをタッチして、

データセーバーの細かい設定

バックグラウンドでも動作させたいアプリのみをタップし許可します。デフォルトでは全アプリのバックグラウンドでの稼働が拒否されているので、LineなどのSNSは許可しておいたほうが便利だとは思います。間違っても、Google PhotoなどのクラウドサービスはONにしてはいけません。

アクセスポイントと同様にショートカットに入れておけば、気軽にON/OFFができます。これなら、テザリングによる、データ通信料の無駄な消費は抑えることはできますね。

iOSではできないので、androidの勝利です。

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ほかにもUSBテザリングやBluetoothテザリングという方法もあるよ

USBテザリング

ケーブルで直接PCやゲーム機に接続してテザリングすることができます。ケーブルが必要で面倒くさいのでやったことがありません。ケーブルを持ち運ぶくらいなら普通にテザリングをしたほうがいいです。

Bluetoothテザリング

BluetoothテザリングはスマホのBluetooth機能を用いたテザリングでありますが、速度が遅いため特に設定するメリットはありません。(後で検証します。)

設定は、WiFIテザリングと同様にして、親機において、

Bluetoothテザリング設定

設定>ネットワークとインターネット>アクセスポイントとテザリングに移動し、BluetoothテザリングをONにします。

上からスワイプし、Bluetoothボタンを長押しし、「新しいデバイスとペア設定をする」を押します同時に、二台目の端末もBluetooth設定に移動し、メイン端末の名前が出たら、つなぎます。ペアリングのコード確認がでるので認証します。以後は通常のBluetooth接続と同様につなげばよいです。

なお、BluetoothテザリングはWiFIテザリングと異なり、一台のデバイスしかテザリングできません。

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速度テスト

テザリングでは速度が下がります。とりわけ、Bluetoothテザリングでは速度が落ちるといわれています。実際にちょっとした検証してみました。

検証条件は、午後9時の遅くなりやすい時間帯での格安SIMであるLINEモバイルのソフトバンク回線です。検証はアプリのSPEEDCHECKで行いました。

メイン端末(SIMカード入り)はGoogle Pixel 3 XL、テザリングされる側はiPad Airです。(性能的にはどちらも申し分はないです。)

通常時の速度
メイン端末の通常通信速度
WiFiテザリングの通信速度
WiFiテザリングの通信速度
Bluetoothテザリングの通信速度
Bluetoothテザリングの通信速度

まとめると、ダウンロードでの通信速度は

元のモバイル通信速度WiFiテザリングBluetoothテザリング
2.83Mbps1.78Mbps0.57Mbps

となりました。御覧の通り、テザリングをすると通信速度が落ちるので、ただえさえはやくない通信速度がさらに遅くなることになります。これよりさらに遅くなる正午付近だともっと遅くなることでしょう。

あと、BluetoothテザリングはさらにWiFiテザリングより速度が落ちるので、実用的ではありません。

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まとめ

テザリングは即座に始めることができる気軽な機能です、そもそも、二台目端末がSIMスロットのない端末の場合はこちらしか選択肢はないので、テザリングをすることになります。多くのノートPCはSIMスロットがないので、テザリングを用いて使うことになります。

ただし、テザリングではON/OFFが面倒であり、メイン端末のバッテリーも消耗させ、データ通信量の管理にも気を使わなければいけません、おまけに速度も落ちます。

なので、タブレットや二台目端末をWiFI外で頻繁に使わないのであれば、この方法でもいいですが、よく使うのであれば、料金が発生しますが、二枚目のSIMカードを導入したほうが良いということになります。

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