
vivoからフラッグシップスマホがでるんだってね。

今回のフラッグシップはs付きモデルだから、去年出たvivo Nex 3のマイナーアップグレードモデルだよ。Snapdragon 865で5Gに対応したよ。
vivoは他社と違い中国版でも日本の全キャリアの5G・4Gバンドに対応しているのが特徴だ。
NEX 3sはNEX 3のマイナーアップグレードモデル

vivoにはコスパフラッグシップのiQOOが存在し、そちらで既にSnapdragon 865搭載の「iQOO 3」が出ていますが、こちらはNEXラインはvivoの正統派フラッグシップモデルです。今年のvivoはNEXシリーズは昨年のフラッグシップのNEX 3のマイナーアップグレードモデルでNEX 3sです。
SoCがSnapdragon 855+からSnapdragon 865にアップグレードし、ストレージ規格がUFS3.0からiQOO3で世界で最も早く搭載された超最新のUFS3.1、メモリ規格がLPDDR4XからLPDDR5に改まりました。5G時代にふさわしいスピードを提供してくれるでしょう。

このスマホの最大の特徴はディスプレイとデザインです。超湾曲ディスプレイに加え、ポップアップインカメを搭載することで、完全全画面ディスプレイを実現しています。
この全画面ディスプレイとアウトカメラの配置は独特でものすごくカッコいいです。デザイン性も抜群です。NEXシリーズは奇抜なデザインで面白いです。
NEX 3sのスペック・対応バンド・価格
NEX 3sのスペック
ここからはNEX 3sのスペックを見ていきます。
ワイヤレス充電非対応や、光学2倍望遠などフラッグシップスマホにしては微妙な点があるものの充実した性能となっていますが、中国の大手他社のフラッグシップスマホHuawei P40、Xiaomi Mi 10、OPPO Find X2に比べると残念な感はします。やはりマイナーアップグレードに留まったからでしょう。
Snapdaragon 865+の登場の際に大幅なアップグレードをかける可能性があるため、そちらが本腰なのかもしれません。vivoの技術自体はvivoのコンセプトスマホvivo APEX 2020で十分示されているので、ここで示された技術の搭載に期待しましょう。
NEX 3sの対応バンド
4G対応バンド
vivo NEX 3s (中国版) | docomo | au | Softbank | 楽天モバイル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
700MHz帯 | バンド28 | 対応 | △、田舎 | △、田舎 | △、田舎 | △、田舎(au) |
800MHz帯 | バンド18 | 対応 | – | 超重要、田舎 | – | 超重要、田舎(au) |
バンド26 | 対応 | – | – | |||
バンド19 | 対応 | 超重要、田舎 | – | – | – | |
900MHz帯 | バンド8 | 対応 | – | – | 超重要、田舎 | – |
1.5GHz帯 | バンド11 | – | – | △ | △ | △(au) |
バンド21 | – | △ | – | – | – | |
1.7GHz帯 | バンド3 | 対応 | △(東名阪) | まだ少なすぎ | △ | 超重要(楽天) |
2.0GHz帯 | バンド1 | 対応 | 超重要 | 超重要 | 超重要 | 超重要(au) |
2.5GHz帯 | バンド41 | 対応 | – | 高速通信用 | 高速通信用 (注意) | 高速通信用(au) |
3.5GHz帯 | バンド42 | – | 高速通信用 | 高速通信用 | 高速通信用 | 高速通信用(au) |
4G対応バンドの詳細については別記事「実践編:対応バンド表」、「理論編:対応バンド表」、「楽天モバイルの対応バンド」をご覧ください。
5G対応バンド
周波数帯 | バンド | vivo NEX 3s(中国版) | ドコモ | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Sub6 | 3.7GHz帯 | n77 | 対応 | – | ○ | ○ | ○ |
n78 | 対応 | ○ | ○ | – | – | ||
4.5GHz帯 | n79 | 対応 | ○ | – | – | – | |
ミリ波 | 28GHz帯 | n257 | – | △ | △ | △ | △ |
5G対応バンドの詳細については別記事「5G対応バンド表:SoftBankが微妙」をご覧ください。
このように中国版でも対応バンドは4G・5Gともに全キャリアで完璧となっています。これはvivoの特徴ですね。もしかして、日本のスマホオタクに買ってほしいということなのかな?だとしたら認知度が低いので、もっと戦略を練ったほうがいいとは思います。
NEX 3sの価格
価格は7.5万円とそこまで高くはありません。これでバンドが完璧だからお買い得ですね。Xiaomi Mi 10(中国版)はコスパ最強なのですが、対応バンドが微妙なのでvivo NEX 3sは良い選択肢ですね。AliExpressでの販売はまだ従来機種のvivo NEX 3しかありませんが、NEX 3も安く販売しているので、NEX 3sも安く買えることでしょう。
従来機のvivo NEX 3も以下の販売ページから購入できますが、4G版・5G版の双方があり、4Gは対応バンドが全キャリア完璧なのでいいのですが、5G版は5Gバンドのn77非対応なので、SoftBank・楽天の5Gバンドに非対応なので注意が必要です。5Gが特に必要でなければ2020年3月現在4G版がvivo 3は約5.9万円で販売していました。なかなかお買い得ですね。