
Xiaomiがフラッグシップスマホを出すんだって?

Xiaomiの2020年が始まった、最強コスパでapple越えを目指すぞ。

まだまだ。我がappleには勝てんよ。

Xiaomi(4位)はシェア成長率マイナスのapple(3位)など今年抜き去るさ。その主砲がXiaomiのフラッグシップスマホ「Xiaomi mi 10・mi 10 Pro」だ。
一緒に性能を見ていこう。
待ちに待ったXiaomi Mi 10シリーズのグローバル発表
2020年3月27日ついに待ちに待ったグローバル版のXiaomi Mi 10が発表されました。Xiaomi Mi 10は中国版はすでに中国で販売され即日完売するほどの圧倒的な人気を誇る端末です。コロナウイルスでスマホの大博覧会「MWC 2020」が中止になったため、発表がずれ込み、3月末となってしまいました。
筆者の考えでは、この3月27日というのは、Huawei P40シリーズの発表会である、3月26日の翌日を狙った、Xiaomiのテクニックなのだと思います。というのも、Huawei P40シリーズの高価格ぶりを見て呆れたユーザーに対してXiaomiの圧倒的コスパを示すことができるからです。
中国版の発表はSamsung Galaxy S20の発表会の直後でしたし、コスパスマホを多数出すXiaomiだからこそできる高度な宣伝戦略なのでしょう。
さて、このXiaomi Mi 10シリーズですが、スペック自体は中国版と変わらず、対応バンドのみが変わっているにすぎません。現在、Mi 10・Mi 10 Pro・Mi 10 Liteの三機種がMi 10シリーズには存在しており、Mi 10 Liteに関しては、auからかなり安く発売されることが予定されています。Mi 10はフラッグシップモデル、Mi 10 Proはプレミアムフラッグシップモデル、Mi 10 Liteはミドルレンジモデルという立ち位置です。なお、5G時代なので、全機種5G対応しています。Mi 10 Liteはまるで性能が違うので、また別の記事にします。
GearbestでMi 10が699ドル、Mi 10 Proが863ドルの破格!
Gearbestはすべてのスマホが安いわけではありませんが、特定の人気のある機種だけ安く設定してきます。特にそれらの新商品が発売される際には大々的なセールを行うので必見です。
セールはグローバル発表から販売開始の4月7日までで、1000台限定となっています。なんと、404台すでに購入されているので、1000台も埋まってしまうかもしれません。現状、Xiaomi Mi 10のみになっていますが、すぐに、Pro版も発売されると思います。発売開始されました!!

719ドルと販売ページには書かれていますが、「GBMI10SALE」をクーポン欄に入力すれば20ドル安くなるのでコピペして使ってみてください。719ドルが20ドル引きで699ドルなので定価の約9.5万円に比べたら遥かにお買い得ですね。

Xiaomiのプレミアムフラッグシップ Mi 10 ProもGear Bestで予約が開始されました。こちら、定価は1089ドルとものすごく高いのですが、クーポンを利用することで、な、な、なんと230ドルも割引され、送料込みでたったの863ドルですよ!!安い、安すぎる!!クーポンは「GBMI10PRO8256」なので、コピーしてご利用ください。なお、Gear Bestのクーポンは住所を入力した後の、注文確定直前にクーポンを入力する欄があるのでそこに忘れずに利用してください。
EUでの価格が12万円と高額でがっかりしてましたが、やはりVAT(付加価値税)が悪さをしてたようです。863ドルならコスパ最強フラッグシップですね。ちょっと買おうか迷ってきたぞ。
一億画素カメラスマホ Xiaomi mi 10・mi 10 Proのカメラスペック
ここからは、中国版発表時に書いた記事を加筆し、スペックや特徴を述べていきます。
無印版、Pro版の両方ともに1億画素カメラを搭載!
これは驚きでした。てっきり、Samsungのようにプレミアムフラッグシップである「S20 ULTRA」のみ一億画素センサーを搭載するのかとおもいましたが、そこはXiaomiは太っ腹で、無印版・Pro版の双方に一億画素カメラが搭載されました。

そしてなんとXiaomiはロケットにmi 10 Proを載せ、地球の一億画素写真を撮影しました。
その写真がこちら!

ものすごく美しい地球です。惚れ惚れします。プレゼンのために宇宙にまで行ってしまうXiaomiの姿勢大好きです。これからもついていきます。

一億画素センサーはSamsungとの共同開発でXiaomi Mi note 10に搭載されたものと同じもので驚異の1/1.33です。iPhoneやHuaweiのセンサーが霞んで見えますね。

その巨大なセンサーにより、写真の細部までくっきりと映すことができ、肉眼でもほぼ見ることのできない、細かい船の文字まで写真に残すことが出来ます。まるで望遠カメラで撮っているようですね。

1億画素スマホなら既にMi note 10があるじゃんなにが変わるんだと思われる方もいるでしょうが、Snapdragon 865を本機は搭載することにより、Snapdragon 730のMi note 10よりも、処理性能がはるかに向上し、シャッター間隔が大幅に短縮されました。これはシャッターチャンスを逃さずに済みそうです。
無印とPro版は一億画素メイン以外のカメラはすべて違うぞ!
メインカメラに関してはmi 10 もmi 10 Proも変わらなかったのですが、ほかの三つのカメラんいついてはすべて異なります。違いを見ていきましょう。
なお、F値など詳細な情報は以下の画像で確認してください。


このように両者ともに四眼なのですが、構成は大きく異なり、Mi 10に関してはメインと超広角は画素数が高く有用性が高いですが、200万画素のポートレートとマクロレンズは眼の数を増やすためのおまけとしてつけられる場合がほとんどなので実質二眼スマホということです。この点は少し残念ですが、その分値段が安いので妥協点でしょう。
Mi 10 Proはカメラスマホの頂点を目指しているということもあり、超広角レンズも驚異の2000万画素だったり、望遠も光学5倍で完璧な仕上がりです。おまけに、よく画素数が削られがちなポートレートカメラも1200万画素とぬかりがありません。どのようなシーンにおいても完璧な撮影が可能です。これは腕が鳴ります。

このように様々な画角で撮影が可能なのです!!しかもどれも高画質!!素晴らしい!
残念ながら望遠レンズにおいてはGalaxy S20 ULTRAやHuawei P40 Pro+の最大100倍ズームには及びませんでしたが、どちらも15万円以上の超高価格帯のスマホなので、しょうがないでしょう。
なお、四眼レンズの下にあるセンサーはFlickerセンサーといい、ディスプレイなどを撮影する際に使用され、通常の撮影では、リフレッシュレートの関係でしましまになってしまうのを、このセンサーで補正し、肉眼でディスプレイをみてるかのように撮影することを可能としています。
8K動画撮影も可能!

Snapdragon 865による恩恵ですが、8K 30fpsによる動画撮影も可能になっています。こちらも1憶画素メインカメラを使って撮影されるので完璧な動画が取れることでしょう。発表会ではこの8K撮影機能によるミニ映画が流されていましたが、ものすごい臨場感でした。さすが8K。
ただ、60fpsではなく、30fpsなので気になる方は4K 60fpsで撮影するほうがいいでしょう。

もちろんOIS(手振れ補正機構)も搭載されておりEIS(電子式手振れ補正)もあわさり強力な手振れ補正を実現しています。ただ、手振れ補正は各社「凄い」と豪語するので、この手振れの能力は実際に試してみないと分からないですね。
なお、Mi 10 Proのほうには望遠レンズにもOIS(光学式手振れ補正)がついています。
DxoMarkでは堂々の一位!!

カメラ撮影のベンチマークをとる専門家集団であるDXOMARKでは、Mi Note 10での一位に続き、またもや堂々の一位を獲得しました。11月段階ではMi note 10(CC9 Pro)が一位でしたが、12月あたりからHuawei mate 30 Pro 5Gに負けていたので、一位の座を奪還したことになります!
おめでとう。Xiaomi。
さらに今回は写真だけでなく、ビデオ撮影も一位なので完璧な王者だということです。
尚、現在のDXOMARKの順位はこちらです。
Appleさん、息してますか?値段の大分安いスマホにこんなにも差を付けられて大丈夫かな??

まぁ。あらら。自信作だったんだけどな。
その他のカメラ機能
そのほかに紹介されたカメラ機能もなかなか優れていたの簡単に紹介していきます。
ポートレート動画モード

なんと、これ写真じゃないんです、動画なんですよぉ。高性能なポートレートレンズにより可能となった、ポートレート動画モードです。ボケ動画が簡単に撮影できるんです。最高です。
Color Focus モード

Color Focusモードを使えば、被写体以外の色をこのように大きく変えてしまうことが可能です。動画編集ソフトなしでここまでできてしまうのは本当に最高ですね。これは物凄く使ってみたいです。
AIによる魔術的加工

AIによる補正はもはや魔術的な域に達しました。昼を夕方に変え(これ東京タワーですね)、

雪を降らせ、

雨の車窓のような写真を作ることが出来ます。
まさに魔法です。ここまで来たか、Xiaomiよ。

もちろん、昨今のスマホでは標準でついている、見栄えをよくする(インスタ映えする)写真もAI補正で撮ることができます。建物のガラスや青空がよりう美しく撮れてます。これがスマホのカメラの神髄だ!!
高性能SoCはこのために積まれているといっても過言ではない!
PDF化も完璧・影も消すぞ

書類などをカメラでPDF化することができます。その際、影をAIで消すことが出来ます。素晴らしいですね。まあ、すでにAdobeの無料アプリである「Adober Scan」でできますが。同様に身分証明書もA4に適切な位置に自動で落とし込めるようです。発表会でオーディエンスが喜んでいたので、中国人はよく証明書を出すのかもしれません。
画像はHEIF形式で保存
画像はHEIF形式で保存することができるので、消費する容量はJPEGの半分で済むようです。一億画素写真は容量をバカ食いしそうなのでこれはうれしいです。ただこれは標準の形式ではないのいで環境によっては開けないかもしれません。
スローモーション撮影は自撮りカメラでも可能
スローモーション動画はアウトカメラで最大960fpsで撮影が可能で、なんとインカメラでも120fpsで撮影が可能です。インカメラが使えるとなると化粧品CMでよくあるような、髪をバサァーとおろす動画が簡単に作れそうです。
なお、インカメラはパンチホールで左上に目立たないように小さく隠れて存在しています。かなり小さいのでほとんど気にならないことでしょう。
PROモード
Google Pixel 4で搭載された焦点と測光の場所を変える、光学的焦点分離やピークフォーカスなどプロのカメラのように使うことができるそうです。すごいですね。
まぁ、使いこなせないんで、AIモードを使うのですが。
カメラ性能以外もまさに完璧!!
ここまでこのスマホのメインであるカメラ性能を見てきましたが、ここからはほかの機能についても見ていきます。Xiaomiが満を持して発表したフラッグシップスマホなのであらゆる点で完璧です。
最初にSnapdragon 865が搭載されるスマホ
発表自体はSamsung Galaxy S20シリーズのほうが速かったのですが、発売はXiaomi mi 10のほうが速く、2019年2月13日なのでQualcomのフラッグシップSoCである「Snapdragon 865」を搭載する初めてのスマホはXiaomi mi 10となります。
Snapdragon 865は標準で5Gモデムを備えているので本機種はもちろん「5G対応」です。スマホ側のアンテナに依存しますが、ミリ波・サブ6の両者の5Gに対応しており完璧です。無論、Xiaomi mi 10も両者に対応しています。
Snapdragon 865はCPU処理性能が従来に比べ25%増加、AI性能は二倍に向上しており、2019年2月現在全世界で最もパワフルなSoCとなっています。この高性能なSoCは最大二億画素カメラに対応しており、8K(30fps)の録画を可能とします。すでに述べましたがこのSnapdragon 865により、Xiaomi mi 10は1億800万画素の写真撮影と8K動画撮影を可能となっています。
Antutuは驚異の58万点台!!

さすが最新・最強のSnapdragon 865ということだけあって、Antutuスコアは驚異の58万5232点!!Snapdragon 855+やKirin 990、A13を圧倒しています。IPhoneのAntutuはAndroidとOSが違うため一概に比較はできませんが、Apple信者の方々は52万点で今まではどや顔をしていましたが、天下は半年で終わりでしたね。
さよならA13、こんにちはSnapdrtagon 865!!
ようこそ、androidの世界へ!!
Snapdragon 865を活かすための三次元液冷システム

最近は多くのスマホで搭載されている液冷システムをこのスマホも搭載しています。5Gはものすごくい熱を出すので、必須のシステムになります。この三次元冷却機構により熱をスマホに均等に分散し、放熱することで、快適なSoC機能をユーザーに提供するのです。
なお、オプションでスマホに合体する冷却ファンも存在します。これらオプションについては別記事で見ていきます。
5Gを支える三本の柱

5Gはもはや標準搭載の時代がきました、そして重要なのは5Gを支える周りの周辺技術です。Xiaomiはそれら最新の規格を取り入れて、5G時代にこのスマホを投入します。
UFS3.0
ストレージ規格は最新のUFS3.0を搭載しています。これは従来のUFS2.1よりアクセス速度が倍以上に向上しています。5Gで莫大なデータ量を行き来させるには必須の性能ともいえるので順当でしょう。
LPDDR5
LPDDR5はメモリ(RAM)最新規格でデータ転送速度が最大50%増加します。こういった、表にはあまり目に見えんばいところも手を抜かない!
フラッグシップスマホを出すXiaomiの矜持が垣間見えます。
WiFi6搭載
WiFiも最新規格であるWiFi6が搭載されています。WiFi6はWiFiの次世代規格であり、いずれ標準となっていくことでしょう。
速度は驚異の最大9.6Gbpsを誇ります。(まぁ、こんなに高速んなインターネット環境を整えられる人のほうがまれだとは思いますが)さらに、省電力・複数接続にも強いのです。素晴らしいですね。

現状ものすごく高いWiFi6ルーターですがXiaomiはここでも価格破壊をしてくれました。なんと、599元!!1万円を切るのです!
定価で一万円を切っているメーカーはほぼないので、さすがXiaomiといったといころです。
最大50w急速充電+30wワイヤレス充電

有線では50w超急速充電に対応し、なんとワイヤレスでも世界最速の30w急速充電、おまけに、10wワイヤレス給電もつけてきました。今まで、Xiaomiのスマホにはワイヤレス給電はついてなかったので素直にうれしいです。
有線で4500mAhの巨大バッテリーをなんと45分で100%充電し、無線でも65分で100%充電されます。驚異的な速さです。
なんと、Xiaomiは65W充電器を標準で付属してくれるようです。50Wより多いじゃんと思うかもしれませんが、あなたのノートPCの充電にも使ってくださいということみたいです。
Xiaomiさんは心が優しいのですね。
30Wワイヤレス充電は199元(約3000円)という破格の安さで販売しています。ここでも良心的!!
ちなみに、時代遅れの情弱専用スマホ、iPhone 11 Pro(12万円)は有線でも18w充電しかできません。Xiaomi のワイヤレス充電にすら充電速度で負けてますよ。appleさん。

我々はブランドを売っているのであってスマホを売っているのではないのだ。
ちなみに、無印版であるMi 10は30W急速充電までの対応です。他は同じです。30Wで十分ですよね。ちなみに容量は少しPro版より多く、4780mAhです。安心して使えますね。
ディスプレイは90Hz+疑似180Hz
ディスプレイは無論、有機ELの6.7インチ3D湾曲ディスプレイで最近流行りの90Hzハイリフレッシュレート、疑似180Hzであり、なんだか美しいディスプレイらしいです。さらにMi 10 ProのディスプレイはPro ディスプレイといってMi 10よりさらに美しく、再現度もよいそうです。
ディスプレイについてはあまり詳しくないので気になる方は、Xiaomiの公式サイトでご確認ください。ただ、TVやPCディスプレイならまだしも、小さいスマホの画面でそこまでこだわられてもちょっとなぁとも思います。
高音質なステレオスピーカー
スピーカーはデュアル1216スーパーリニアスピーカーが搭載で、左右から対称に音が出るそうで、立体音響が楽しめます。
イヤホンなしで聞きたいこともよくあるのでこれはうれしいですね。
なお、ことらもAudio部門で、DXOMARKで一位を取りました。さすが!
なお、録音も立体音響でとれるみたいですよ。すごい盛りだくさんです。
もちろん画面内指紋認証
もちろん画面内指紋認証です。そりゃ、フラッグシップですから当然ですよ。顔認証はなさそうです。
Xiaomi Mi 10・Mi 10 Proの対応バンド(中国版・グローバル版)
中国版・グローバル版双方の対応バンドを掲載しました。
4G対応バンド
Xiaomi Mi 10 Pro (グローバル版) | Xiaomi Mi 10 (グローバル版) | Xiaomi Mi 10 Pro(中国版) | Xiaomi Mi 10 (中国版) | docomo | au | Softbank | 楽天モバイル | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
700MHz帯 | バンド28 | 対応 | 対応 | – | – | △、田舎 | △、田舎 | △、田舎 | △、田舎(au) |
800MHz帯 | バンド18 | – | – | – | – | – | 超重要、田舎 | – | 超重要、田舎(au) |
バンド26 | – | – | – | – | – | – | |||
バンド19 | – | – | – | – | 超重要、田舎 | – | – | – | |
900MHz帯 | バンド8 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | – | – | 超重要、田舎 | – |
1.5GHz帯 | バンド11 | – | – | – | – | – | △ | △ | △(au) |
バンド21 | – | – | – | – | △ | – | – | – | |
1.7GHz帯 | バンド3 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | △(東名阪) | まだ少なすぎ | △ | 超重要(楽天) |
2.0GHz帯 | バンド1 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 超重要 | 超重要 | 超重要 | 超重要(au) |
2.5GHz帯 | バンド41 | – | – | 対応 | 対応 | – | 高速通信用 | 高速通信用 (注意) | 高速通信用(au) |
3.5GHz帯 | バンド42 | – | – | – | – | 高速通信用 | 高速通信用 | 高速通信用 | 高速通信用(au) |
4G対応バンドの詳細については別記事「実践編:対応バンド表」、「理論編:対応バンド表」、「楽天モバイルの対応バンド」をご覧ください。
5G対応バンド
周波数帯 | バンド | Xiaomi Mi 10 Pro (グローバル版) | Xiaomi Mi 10 (グローバル版) | Xiaomi Mi 10 Pro(中国版) | Xiaomi Mi 10 (中国版) | ドコモ | au | SoftBank | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Sub6 | 3.7GHz帯 | n77 | 対応 | 対応 | – | – | – | ○ | ○ | ○ |
n78 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | ○ | ○ | – | – | ||
4.5GHz帯 | n79 | – | – | 対応 | 対応 | ○ | – | – | – | |
ミリ波 | 28GHz帯 | n257 | – | – | – | – | △ | △ | △ | △ |
5G対応バンドの詳細については別記事「5G対応バンド表:SoftBankが微妙」をご覧ください。
中国版は4G対応バンドはSoftBank以外ではプラチナバンドに非対応です。おまけに、n77非対応なのでSoftBankの5Gに非対応です。残念・無念。5Gを使いたければ、プラチナバンドを諦める必要があり、プラチナバンドを使いたければ、5Gを諦める必要があります。SoftBankのn78非対応は本当に痛手です。
中国版はこのように対応バンドが微妙だったのですが、幸い、グローバル版はSoftBankの5Gバンドのn77に対応したので、4Gも5Gもつかうことができます。5Gをフル活用したいのであれば、グローバル版がおすすめです。ただし、お値段はお高くなっています。
肝心の価格は…。
今回、Xiaomiは高価格化を宣言していましたから、どれくらい高くなるのか心配でしたが、ここまでのスペックをみるとさすがコスパのXiaomiだなと納得の価格です。

Xiaomi Mi 10の価格は3999元・日本円に換算すると6.3万円からです。5G・Snapdragon 865・1億画素でこの価格なら安いですね。
そして、Mi 10 Proは4999元・日本円に換算すると7.8万円からです。完璧なカメラ構成になっても1.5万円しか値段が上がらないのはお得だと思うのは僕だけでしょうか。ちなみにほぼ同じスペックのGalaxy S20 ULTRAは驚異の15万円です。これを見るとものすごくXiaomi Mi 10 Proが安く見えます。このSamsungの発表会の直後にXiaomiが発表会をやるというのは高価格化の批判を減らすためだったのかと勘繰ってしまいます。
それはさておき、このフルスペックで完璧なスマホを8万円以下で手に入れられるのは個人的には超お得だと思いますよ。デザインも好きです。皆さんはどう思われますか?

グローバル版の価格は、Mi 10が799ユーロ(約9.5万円)、Mi 10 Proが999ユーロ(12万円)なので、中国版に比べるとかなり高くなってしまいました。ただ、VAT(EU版消費税)が重くのしかかっているのでもう少し安く手に入るかもしれません。
Gearbestが予約開始初日の価格が679ドルとグローバル版の価格より遥かに安く販売してくれたので、この両者が中国版より極端に高く中華ECサイトで販売されることはなさそうです。
日本版も間違いなく出る!!
Xiaomi JapanはXiaomi Mi 10関連をリツイートしているので間違いなく日本でも発売されることでしょう。Xiaomi Mi note 10はあまり売れなかったので、このMi 10には期待したいところです。情報が分かり次第、記事にしますが、一番気になるのはXiaomi が日本仕様でFelicaを搭載するかどうかですね。Huawei、Samsung、apple、Google、OPPOは日本においてはフラッグシップを中心としてFelicaを載せてきていますから、期待しています。
どちらにしろ日本でこの中国版から価格が1万円程度上乗せされたとしても、9万円なので、他社のフラッグシップスマホはまったくもって値段で太刀打ちできません。Samsungなんて1億画素スマホが15万円すからね。これじゃ売れませんよ。
今年はXiaomiの時代になりそうです。日本でも頑張ってほしいものです。超ほしいなぁ。