
Mi Note 10の子分がでたんだって?

日本でも発売されたMi Note 10のカメラを弱体化したモデルだよ。
その分、お求めやすくなっております。
Xiaomi Mi Note 10とカメラ構成はまるで違う

Xiaomiの公式ページにもありますが、このように、パット見で明らかに分かる位カメラ構成は異なります。Mi Note 10は発売当時、DxoMarkで一位を取るほど、優秀なカメラで、このカメラ構成はそのまま、XiaomiのフラッグシップスマホであるMi 10 Proに受け継がれました。このカメラ構成のうち、200万画素マクロカメラ以外のすべてのカメラが差し替えられました。このことにより、Xiaomiのミドル以下のスマホのカメラ構成に近いスマホとなりました。

ただ、Redmi K30シリーズで初搭載された、SONY製の新型イメージセンサーであるIMX 686が搭載されており、ここには大きな期待が持てます。Redmi K30シリーズのカメラレビューを複数みましたが、なかなか綺麗に撮れているので期待が持てます。ただし、OISはありません。(書いてないことから推測)

ただ、このメインセンサー以外は800万画素超広角と微妙で,1/4のセンサーサイズしかありせん(ちなみに、Xiaomi mi 10 liteのスペック表のセンサーサイズは明らかにおかしく、1/1.5が1/5になったりしています。)これは微妙なポイントです。
加えて、Redmi Note 9S・9 Proなどでは採用されてる、500万画素マクロレンズはMi Note 10よりスペックが向上してしまうのを避けるためか、何故か200万画素のものとなってしまっています、Redmi Note 9Sではあれだけドヤっていいただけに残念な限りです。

深度センサーは500万画素と筆者の知識の範囲内ではXiaomiでは初搭載となっています(Mi 10も深度センサーは200万画素)、これによりどのようにポートレート写真が撮れるように変わるのかは気になるところです。なお、フラッシュが2つあるのもプレゼンで強調していたので、一応述べておきます。今どき、フラッシュなんて使わない気もしますけども。また、インカメに関しても3200万画素から1600万画素に落とされています。
カメラ以外のスペックはMi Note 10そのまま

カメラ以外に関してはMi Note 10と全く同じです。一番の特徴は湾曲有機ELディスプレイで、6.47インチもあります。ミドルレンジ帯で湾曲有機ELディスプレイはXIaomi内はもちろん、スマホ全般を見渡しても珍しいので、湾曲ディスプレイが欲しいけど、高いのは嫌だなぁという方向けのスマホとなっています。もちろん、有機ELなので、画面内指紋認証となっているのも良いポイントです。
充電周りも優秀で、2日持つ5260mAhの巨大バッテリーを備えつつ、30Wの超高速充電にも対応しています。もちろん、Appleのようにケチくさいことはしないので、箱に付属しています。
ただ、2019年下半期発売のスマホがモデルとなっているので、少し古臭さを感じる水滴型ノッチを搭載しているため、デザイン面では、パンチホールなどと比べ、だささを覚えます。これは仕方のない話ですが。SoCはSnapdragon 730G搭載なので、Antutuは22万点程度と、Redmi Note 9S・9 Proとほとんど変わらない点は注意しましょう。(ただしあちらは液晶ディスプレイです)
紫の新色が凄まじく物欲をソソる

個人的にこのスマホで最も気になったのはこの紫色です。この紫はMi Note 10には存在せず、新しい色になります。XiaomiでRedmi K30などで紫色はありますが、カメラユニットの色もあってか、質感が少しダークで大人っぽい印象を受けました。
この紫がなければ、カメラ構成が微妙なので、まったくもって、興味はでてませんでしたね。Mi Note 10の緑色は嫌いなので素直に嬉しいです。背面もディスプレイと同様にゴリラガラス5なので、嬉しいです、手触りも良いことでしょう、代わりに204gという豊満ボディになってしまいましたが。
価格はEU価格で4万円だからもっと安くなるかも

肝心の価格は6GB+64GBが349ユーロ(約4.1万円)で、6GB+128GBのモデルが399ユーロ(約4.7万円)となっています。こちらは、ユーロ表記のEU価格のため、おそらく、Mi 10 ProのようにAliExpressなどで発売の際は更に安くなって発売されるものだと思われます。おそらく、実売価格は3.5万円位になると予想してます。
日本版はMi Note 10が発売されているので、筆者はでるかもと、思いましたが、発表の前後でXiaomi Japanは一切のツイートでしてなかったので、発売される望みは薄いでしょう。しかし、対応バンドはMi Note 10と同様に、B18/26・B19に対応しているので全キャリアのプラチナバンドを拾います。Xiaomiのスマホではなかなか無いことなので、嬉しい限りです。これもMi Note 10ベースのおかげでしょうね。
【追記】
技適認証が通っているという情報がでているので、日本でも発売される可能性はありそうです。紫色好きの日本人には嬉しいニュースですね!
【追記】GizTop,Amazonで販売開始

GizTopで販売開始しており、20ドルオフのクーポン「N10L20」を利用することで驚異の309ドルで購入することができます。これはお買い得ですね。
日本でもXiaomiが公式に販売開始しました。なんと、驚異の39,800円です。技適もあり、B18/26・19対応で楽天モバイルも含み全キャリア対応の有機ELかつ湾曲ディスプレイスマホがこの驚異の価格です。Xiaomiさん、流石ですよ。
Amazonには上記以外にXiaomi正規販売店以外の販売店もあります。そちらは対応バンドが微妙なのでご注意ください。