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[スペック]SONY渾身のカメラ沼・音響沼向けスマホ、Xperia 1Ⅱ爆誕。設定が細かくできるのが魅力!?

カメラ沼向けスマホXperia1ⅡSONY
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りんご
りんご

SONYが発表会をしたんだって?

android君
android君

コロナウイルスの影響で、MWC2020が中止になったからオンラインで発表されたよ。

スマホ業界では負け続けてきたSONYの成功している他分野「ミラーレス一眼、オーディオ、ゲーム分野」をフル動員させた起死回生の一手だ。

りんご
りんご

Xperia 1 Ⅱって何て読むの?

android君
android君

Xperia 1 マーク2だよ。きっとZガンダムが好きな人が命名したんだろうね。

ガンダム Mk-ⅡはZガンダムの前半では大活躍するけど、後半ではほかの機体の性能が上がりすぎて、主役の座を降りてしまう。

まさしく、このXperiaもそんな未来が見えてしまう。

君は刻の涙を見る。

今回SONYが発表したスマホは三機種だ。フラッグシップスマホである「Xperia 1Ⅱ 5G」、ミドルレンジスマホである「Xperia 10 Ⅱ」、プロ向けである「Xperia Pro 5G」だ。まだ値段が出ていないので評価の下せない「Xperia 10 Ⅱ」は値段がでてから見ていこうと思うので、ここではXperia 1 Ⅱをじっくり見ていきます。(Proも少しは触れます。)

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カメラおたく向けスマホ「Xperia」

冒頭からカメラを押していた発表会でした。機能が一押しのようですが、やはり、みんな

気になるスペックから見ていきましょう。

カメラはすべて1200万画素

四眼カメラ

SONYは正直なのか、宣伝が下手なのか、(多分後者)このスマホを三眼スマホとして売り出しているみたいですが、他社の基準からすると、ToFカメラを入れて四眼なので、四眼スマホでしょう。

そして、わかりにくい表記です。焦点距離でレンズの種類を書いています。超わかりにくいですよ。「3つの多焦点距離カメラ」が宣伝文句です。一周回ってかっこいいですね。

つまり、超広角(16mm)、メイン(24mm)、望遠(70mm)ということです。これにTOFセンサーがついて四眼です。

1/1.7巨大センサー

SONYはイメージセンサーの覇者です。このスマホ、一見、1200万画素?おいおい、大丈夫か?と思いがちですが、SONYは近年のスマホの高解像度戦争を嘲笑って、このスマホを出したはずです。注目すべきはイメージセンサーの大きさですよ。メインのイメージセンサーのサイズは驚異の1/1.7のコンパクトデジカメ並みのイメージセンサーを積んでいます。

これは、2019年のカメラ最強スマホ「Huawei P30 Pro」のメインカメラと同等のセンサーサイズで、Huaweiは4000万画素なのに対し、こちらは1200万画素なのです。これにより1画素あたりの取り込める光の量が増えるので、夜景撮影などがきれいにできるようになるのです。ただ、夜間撮影については何も述べていなかったので、AI補正をあまりしないSONYは相変わらず弱いのかもしれません。これは触ってみないと分からないですね。

ただ、声を大にして言いたいのは、やっぱり宣伝としては1億画素スマホのほうが遥かに購買意欲をそそるので、この宣伝の下手さはなんとかしないとまた売れませんよ。

他の超広角、望遠レンズも1200万画素なので、レンズ切り替えでの絵の色が大きく変わるということは少ないかもしれませんね。ちなみに望遠レンズは光学三倍なので順当です。

そしてなんと、ZEISSのレンズを搭載しています。HuaweiのLeicaにはブランドとしては劣りますが、SONYのミラーレス一眼時代からのお付き合いであるZEISSとのコラボだそうです。色合いがいいんでしょうね。ここは期待です。

世界初の最大60回連続AF/AE

ToFセンサーで、一秒あたり60回もフォーカスと露出を検出するので、高速に動く被写体でもきれいに動画や写真を撮ることができるでしょう。

広大なオートフォーカス範囲

さすがの1/1.7センサーということもあり、オートフォーカス範囲も甚大で2/3もカバーしています。まぁ、いいですね。

20fps連続バースト撮影

連続撮影が得意

なんと20fpsで連続バースト撮影可能です。一眼レフみたいに連射が可能なので、これはパシャパシャやりたい人には最高にうれしい機能です。スマホって連写得意じゃないですもんね。

ミラーレス一眼αシリーズ並の手動制御

一眼並みの撮影設定

ミラーレス一眼の覇権をαシリーズでとっているSONYだけあって、細かな設定ができるモードをスマホに搭載してくれました。一眼好きにはたまらないですね。まぁ、スマホには細かな設定とかより、AIできれいに写真を撮れたほうが嬉しいのですが…。

合体もできる

αシリーズとの合体もできます。ディスプレイも直感的に触れるのでいいでしょう。でも、これってほかのスマホじゃできないのかな?そんなことないよね。

ビデオも細かく設定可能

もちろん動画撮影も細かな設定ができます。映画のような21:9でも撮影が可能です。Cinema Proという8つの色設定が用意されています。なお、録音もすごくいいそうですよ。

なんか、本当に細かくカメラ設定をいじりたい人向けのスマホですね。

RAW写真もできます。素晴らしい。

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見る・聴くも完璧

映画オタク・音楽オタクにもいいお知らせです。このスマホは4K、21:9、有機ELディスプレイで高品質な映画を見ることが出来ます。なお、YouTubeを見ると大きな黒帯が発生します。どうやら、SONYさんは映画をスマホで見ると思っているみたいです。

相変わらず変わってますね。スマホに4Kっていりますかね?筆者ならChrome Castを使ってTVの大画面で見ますよ。ただ、縦長スマホはもちやすくて便利なのは確かです。

オーディオはウォークマン以上のものを用意してくれました。ありがとう。なんと、3.5mmオーディオジャック付きです。わかってるぅ。360 Reality Audio対応です。1(なんかすごい?)もちろん、Hi-Res対応です。

DSEE UltimateによりAIで聞ける音もきれいにしてくれるそうです。へー。

ステレオ音源

オーディオもフロントに二個搭載でステレオ音源です。これはいい!!

まさにこだわる人向けのスマホです。違いが判る大人になりたい。

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その他のスペック

ここまでがSONYの最も伝えたいところだったようです。その他のスペックも見ていきましょう。

・Snapdragon 865

Snapdragon 865搭載スマホです。フラッグシップなので当然ですね。5G対応ですが、ミリ波には対応していません。Sub6のみです。この点残念ですが、プロ向けのXperia Pro 5Gはミリ波にも対応しています。なお、HDMIポートにも対応しているので、このミリ波対応5Gと合わせて、一眼レフに合体させニュースの実況や試合の実況に使ってほしいようです。

Pro版はHDMIがつなげられる

まさにプロ仕様というわけです。プロYouTuberが一眼ライブ配信を外でやったりする時代が来るかもしれませんね。

なお、8Kには非対応です。865ならば少しのチューニングで可能なはずなのにやらないというのは、30fpsまでしか対応していないので時期尚早と考えてオミットしているのかもしれません。Galaxy S20の8Kも長くは撮れないようですしね。ここはカメラメーカーの矜持なのでしょう。ただ、宣伝は下手ですね。8K対応とすればより売れるであろうに。

・DualShock4と合体可能

以前から可能でしたが、PS4のコントローラーである、DualShock4を合体可能です。これで対戦相手圧倒できそうですね。しかし、SONYの強みはPSシリーズですから、PS4は無理でもPS VitaやPS3の過去ソフトをこのスマホで動かせないのでしょうか?Snapdragon 865なら可能でしょう。高性能SoCと自社の過去ソフトの遺産を活用するというのはどうでしょうか?なお、ゲーム用のモードや配信用にも最適化されているようです。

・IP65/68 防水・防塵

やはりSONYなので防水・防塵対応です。日本向けにはFelicaにも対応することでしょう。

・8GB+256GB

AQUOS R5Gに引き続き、256GBという大容量です。micro SDも入れれるのにこんなにいるのか極めて謎です。せめて容量を選ばせてほしいです。

・バッテリー4000mAh

最近のスマホからみると少なめですが、181gという軽さを実現するためにはこれくらいにしとかないときつかったのでしょう。Qiワイヤレス充電対応です。充電速度についてPD急速充電以外は何も書いてないので、そんなに速くはないのでしょう。apple並みの15w程度でしょう。

・インカメ800万画素

インカメについての記載は全くないので、ここはおまけ要素なのでしょう。女子にとってはインカメは必須なので、ここを強調しないということはもうあきらめているのでしょうか。

こちらは800万画素と画素数も控えめです。

・側面指紋認証

画面内指紋認証ではなく側面なのは相変わらずですね、4Kと相性が悪いのでしょうか。進歩なし。電源ボタンと共通のようです。

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まとめ:オタク向けスマホですね。

SONYはこのXperia 1 Ⅱを完全にこだわるオタク向けスマホとして発売しているようです。

カメラやビデオは異常なまでに細かく設定ができます。しかし、逆に言えばAI自動判断での撮影には弱いということです。これはカメラをぱっときれいに撮りたいという、一般的なニーズとは真逆なのです。

ここでSONYの戦術が見えてきます。SONYをすでに愛している一眼ユーザーやSONYのオーディオ機器を愛している方々に向けての商品なのでしょう。まさに囲い込みです。結果、こうした高額商品に慣れている方々、沼にずぶずぶの方に向けるのいでしょうから値段もうんとお高いのでしょう。

5G非対応のXperia 1が約11万円だったので、おそらく12万円は越すでしょう。

[追記]

ヨーロッパで1199ユーロとの情報があります。日本円にすると14万円ですね。おもったより高い。日本では安く販売してくれることを祈ります。

でも、それでいいのです。オタク向けなので。カメラ沼、音響沼の方たちにこのスマホをお届けしているのです。

正直言うと、SONYは世界最強のゲーム分野からスマホユーザーに引っ張る努力をしたほうが健全だとは思います。カメラ沼・音響沼の人口は少ないですからね。

なお、筆者は全くもって「Xperia 10 Ⅱ」には期待してません。どうせ高いんです。5万円くらいするんでしょ。いらないですよ。Xiaomiで買いますわ。

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